「生まれたときからアルデンテ」(平野紗季子)
フードエッセイスト平野紗季子さんのデビュー作。小学生の頃からつけ続けているという食日記から、ロイヤルホスト観察記、「ごちそうさま誰に言えばいいのか問題」など、食を楽しむことのすべてをエッセイとして鮮やかに切り取った作品です。
読みながらお腹がすいてしまうかも?
選んでくれた人
吉川愛歩さん(料理研究家)
どこから読んでも、どこでやめてもよくて、それでいてどのページも愛らしい。おいしいものはひとりで食べてもおいしく、や、むしろひとりだからこそ敏感に味わえる、ということを改めてたしかめられるグルメエッセイ。
『生まれた時からアルデンテ』
定価 880円
平野紗季子 著
文春文庫
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2023.02.04(土)
文=CREA編集部