瀬戸内でしか食べられない「瀬戸内醸造所」の逸品
![温菜「瀬戸内の小魚のオーブン焼き」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/1/1280wm/img_1125e99fca2d15ec87fc81280c8af93d124057.jpg)
温菜はエビやグチの子どもをオーブンでじっくり焼いて香ばしく仕上げた「瀬戸内の小魚のオーブン焼き」。「瀬戸内醸造所mio」では、足がはやく、また価格がつきづらいことから、生の状態では地域外に流通しない小魚を用い、瀬戸内でしか食べられない、とっておきの逸品を考案しました。
フードマイレージにも配慮され、なおかつここでしか食べられない味わいの「瀬戸内の小魚のオーブン焼き」。瀬戸内に訪れたら必ず食べたい一品です。
![小さいサイズでも、旨みはぎっしり! 骨まで丸ごと食べられます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/4/1280wm/img_c477c01e76e0a95092dd8bfdab278e29149793.jpg)
もちろん、メイン料理も瀬戸内マリアージュを堪能できる一品。2種類のメイン料理でマリアージュを堪能することができます。
![メインディッシュ「広島県産烏賊のソテー」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/b/1280wm/img_5bb8f9a3ae7e0d43e5e7e32766b9d65f87727.jpg)
この日のメイン1つ目は広島県産のイカをソテーし、イカ墨の濃厚なソースをあわせた一品。唐辛子のピリッとした辛味がイカによく合っていて、盛り付けも芸術的です。
![メインディッシュ「真鯛のバプール」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/3/1280wm/img_13893016f6abbd8707a92135aeb0175f116225.jpg)
メイン2つ目は、芸南漁港で獲れた「真鯛のバプール」。バプールとはフランス料理で蒸し料理のこと。ふっくらジューシーな真鯛の身は、味わいも濃厚。そこにほんのりと甘いカボチャのソースをからめるとさらに旨味が引き立ちます。鯛の上には、大ぶりな女鹿平の舞茸がのっていて、こちらも身厚で食べ応えがあります。
![自家製手打ち麺をつかった締めの料理。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/d/1280wm/img_bde3937b61930d2de53a4163e4370ce797606.jpg)
コースの締めは、お店の名物でもある「自家製手打ち麺」。毎日、石臼で引いた小麦を使って手打ちするこだわりの逸品です。
![毎日、mioのキッチンで製麺しているそう。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/2/1280wm/img_c26e444561ebbee81ca228378bc1f63e269056.jpg)
![自家製麺はもっちりとした食感。食べ応えがあります。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/8/1280wm/img_28b022ac3ece2df8c4fda6cfe2889106198596.jpg)
伊吹いりこの出汁を効かせた醤油ペースのスープに、大きな焼き豚が2枚のっています。もっちりとした自家製麺の食感と濃厚なスープがよく絡み、コースの締めにふさわしい味わいでした。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/a/1280wm/img_aa82b1aceadb1624145a89789e48994879382.jpg)
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/a/1280wm/img_ea0cce5f0e59b38d30653c2db68de88e75022.jpg)
デザートは、満潮農園の無花果をこちらのワインでコンポートにしたものにバニラアイスを添えて。最後に珈琲か紅茶と、小菓子がつきます。
輸入食材や国内の遠方からの食材を使わず、近隣の食材のみを使用して作られた料理は、まさに瀬戸内でしか味わえない食体験。20代~30代の若い方が多く働いているのも印象的で、新しい時代のレストランを体現しているようです。
穏やかな海を見ながら、美味しいお料理とワインを頂く至福…。ゆったりとした時間が流れていて、贅沢な時間を過ごすことができました。
瀬戸内でその時一番おいしい食材を使って提供される「瀬戸内醸造所レストランmio」の料理。次に訪れた時には、また新しい食体験が待っているはず。季節ごとに食べに来てみたいですね!
瀬戸内醸造所 mio
所在地 広島県三原市須波西1-5-26
電話番号 050-3749-9902
営業時間 完全予約制にて営業
*今回のメニューは掲載時にはないものもありますので、ご注意ください。
*現在は10名以上の団体のみでの受付になっています。
定休日 火・水曜
https://setouchijozojo.jp/
Dive! Hiroshima
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
2022年広島の旅
2023.04.12(水)
文=根津香菜子
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