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「ムット・アナトリアン・タパス・バー」で、2大陸を眺めながらタパスとカクテルを

 カラキョイ地区はボスポラス海峡に面した細長いエリア。海側のガラタポートには、ホテル、美術館、ショッピングアーケードなどが軒を連ね、次々と新しい施設がオープンしていて、イスタンブールで最も熱い場所だ。海に沿って歩くことができる歩道も整備されていて、市民や旅行者の憩いの場となっている。

 ガラタポートにあるほとんどのレストランは、ヨーロッパ大陸とアジア大陸の両方を望むことができるボスポラス海峡ビュー。眺めのいいテラスはすぐに埋まってしまう人気ぶりだ。

 その中で、最初にオープンしたスターシェフのレストランが「ムット・アナトリアン・タパス・バー」。アジア大陸側にも店舗を持つレストランの、タパスに特化した新店舗だ。

 シェフのスターシェフ、ウムット・カラクシュさんは、数々の受賞歴をもち、ロンドンのアナトリア料理店でも腕を振るってきた。店名の「ムット」とは、フィンランド語で「移民」という意味。食べ物が移動する場所はどこであれ、豊かで、新しい文化に出会うことができるという願いが込められている。

 メニューは、トルコの中央アナトリア地方の料理を現代風にアレンジしたタパスがメイン。「タパス」とは、スペインの小皿料理のことで、トルコの地中海の前菜「メゼ」と似ている。シェフは、「タパスはアルコールとともに楽しむだけでなく、軽くてヘルシーな選択肢もあるべき」と、野菜をふんだんに使ったメニューが多いのもうれしい。

 店内にはバーカウンターもあり、豊富な定番メニューのほかに、オリジナルのモクテルやカクテルも用意されている。人気のカクテルは、オスマン帝国のスルタンの花畑をイメージした「フローラ」、健康と豊かさが続く願いを込めた「ヒドゥン・トレジャー」、南部トルコの「オレンジ・ツリー」など、見た目も味も楽しい。

Muutto Anatolian Tapas Bar(ムット・アナトリアン・タパス・バー)

所在地 Tomkılıçali mah. meclis-i mebusan cad. no8/3 D 34433, İstanbul
電話番号 507-243-40-40
https://www.muutto.com.tr/ (トルコ語)

【取材協力】
トルコ観光広報・開発庁(TGA)

https://tga.gov.tr/en/

トルコ共和国大使館・文化広報参事官室

http://www.tourismturkey.jp

たかせ藍沙(たかせ あいしゃ)

トラベル&スパジャーナリスト。渡航160回超・70カ国超、スパ取材300軒超、ホテル取材2000軒超、ダイビング歴800本超。日々楽しい旅の提案を発信中。主な著書は『ファーストクラスで世界一周』(ブックマン社)、『美食と雑貨と美肌の王国 魅惑のモロッコ』(ダイヤモンド社)、『 LOVE! ROSE 薔薇のチカラでもっとキレイになる!』(宝島社)。楽園写真家・三好和義氏と共著の『死ぬまでに絶対行きたい 世界の楽園リゾート』『地球の奇跡、大自然の宝石に逢いに… 青の楽園へ』(ともにPHP研究所)。
Twitter @aisha_t
ブログ http://ameblo.jp/aisha/
公式Facebook http://www.facebook.com/WRT.by.FirstClassFlight
CREA WEB連載「たかせ藍沙のファーストクラスで世界一周

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2022.11.12(土)
文・写真=たかせ藍沙