パリ5区「SHAKESPEARE AND COMPANY Café」
パリと言えば、セーヌ川。ソルボンヌ大学などがあり、「カルチェ・ラタン」とも呼ばれるこの5区は学生や若い人も多く、文化的な香りが漂う街。なんだか私が学生時代に通っていた神保町を思い出します。
その中でも行ってみたかったのが「シェイクスピア・アンド・カンパニー書店」。ウディ・アレンの『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)や『ビフォア・サンセット』(2004)などさまざまな映画の舞台にもなっています。
実はずーっとこの本屋に行きたかったのですが、お店は長蛇の列。いつも大混雑なんだとか。今回の旅では残念ながら中に入ることはできなかったのですが、隣に併設されたカフェでゆっくりとパリの風を感じることに。
カフェからは、向かいのノートルダム大聖堂とセーヌ川が一望でき、極上の景色を横目に、コーヒーを飲みながら一息つくのにぴったりです。
気になっていたトートバッグも購入。スタッフの皆さんとずっと行きたかったカフェでお茶できたのが良い思い出になりました。
SHAKESPEARE AND COMPANY Café
所在地 37 rue de la Bûcherie 75005 Paris
営業時間 10:00~23:00、古書コーナー 火~土曜 11:00~19:00
https://shakespeareandcompany.com/
パリ7区「Le Bon Marché」
カフェで一息ついた後、エッフェル塔に向けゆっくりと歩いていると「170ANS DE BONHEUR!」の文字が。そこは世界最古のデパートと言われる「ル・ボン・マルシェ」でした。
なんと創業170年! その気品ある佇まいは建築家ルイ・シャルル・ボワローとギュスターヴ・エッフェルによる設計だそうです。あのエッフェル塔と同じ建築家が手がけたデパートなんです。
記念パッケージ入りの限定アイテムが販売されているほか、フードやスイーツも170年記念の限定品が盛りだくさん。金曜日と土曜日の閉店後にはボン・マルシェの館内を舞台に観客も参加できる演劇が開催されるとか。
Le Bon Marché
所在地 24, rue de Sèvres 75007 Paris
営業時間 月~土曜 10:00~19:45、日曜 11:00~19:45
定休日 無休
https://www.lebonmarche.com/
世界のスイーツの最先端をゆくお店があると思えば、100年以上の歴史がある書店や百貨店が現在でも元気に営業している。そんな新しい風と歴史が心地よく調和するパリ。
刺激的でありながらパリで生活する人たちの息遣いも感じられて、非日常だけどリラックスできる、そんな“心躍る街”でした。また、プライベートでも訪れて、もっともっとパリの街を満喫したいですね。
セノビタビ。
フジテレビ系列 2022年11月5日(土) 16:30~17:30放送
https://www.fujitv.co.jp/sports/senobitabi/
2022.11.04(金)
文=CREA編集部
撮影・ヘアメイク=室橋佑紀(ROI)
スタイリング=後藤仁子