◆甘みと旨みが凝縮した茨城県産の栗との出会いで実現

 茨城県は作付面積・収穫量ともに日本一を誇る一大生産地。昼夜の寒暖差のある気候や保水性、通気性に優れた火山灰土壌により、甘味と旨みが凝縮した栗に育つのだとか。

 一方で、後継者不足や昨今の不作の影響で、国産栗の生産量は年々減少している。貴重な国産栗の魅力を広く伝えたいと奔走する中で、バイヤーが出会ったのが、大粒で香り高いことが特長の茨城県産の栗だった。

 四季プロジェクトで使用される栗は、鮮度を保つため、原料加工メーカーが毎日集荷。その日のうちに室温5度の低温倉庫で保管され、じっくりと時間をかけて寝かせることで糖度を高めているのだとか。今年は特に、大粒で風味高い栗が収穫されているとのことで、新商品にも期待が寄せられる。

 プロジェクト第3弾では、これらの国産いも・栗・かぼちゃの魅力を最大限に引きだした成城石井自家製商品をはじめ、焼き菓子やスプレッドなどのオリジナル商品最大30品が登場する予定。生産者とメーカーが美味しさを追求した逸品を堪能してみては。

2022.10.29(土)
文=CREA編集部