今回滞在したのは、ヒルトングランドバケーションズの「ザ・グランドアイランダー・ヒルトングランドバケーションズクラブ」。
客室にキッチンや洗濯乾燥機をしつらえ、ゆったりした間取りから、暮らす気分が味わえます。
そんなローカルの生活に一歩近づいた日々は、小さな冒険(買い出しだって冒険)や地元の人との交流でワクワク感がいっぱい。
マラマハワイ(ハワイを思いやる心)も、自然と生まれてくるようです。
暮らすように旅したいから、選んだステイ先は……
今回滞在したのは、ワイキキビーチに面した9万平方メートルもの敷地を誇るヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内にある、「ザ・グランドアイランダー・ヒルトングランドバケーションズクラブ」。
37階建てのタワーに1~3ベッドルームのユニットが揃い、全室キッチンや洗濯乾燥機が付いたスイートルーム仕様です。
木のぬくもりが伝わる室内は、広さ55.7平方メートル以上。ホテルにありがちなドアを開けるといきなりベッドではなく、フローリングのダイニング&リビング。どこか、家のような落ち着きと、ゆとりある間取りです。
ベッドルームはクローゼットなどの収納もたっぷり。隣接したバスルームには、大型のバスタブに加えてシャワーブースも。
そしてキッチン。電子レンジやオーブン、大型の冷蔵庫、パワフルな食器洗浄機など、日本では見慣れないサイズ&仕様です。
でも、大丈夫。電話をかけると、スタッフがすぐに駆けつけ、使い方を丁寧にレクチャー。その後も食器洗浄機用のタブレットや洗濯洗剤がなくなると、すぐに持ってきてくれました。
室内設備の使い方など、日頃使わない英単語が出てくる場面では、日本語でやりとりできるのはありがたい点。ザ・グランドアイランダー・ヒルトングランドバケーションズクラブでは、日本語コンシェルジュがスタンバイしているので、アクティビティの提案やレストランの予約などもお願いできます。
また、メンバー専用ラウンジは、ホテルのエグゼクティブラウンジ(メンバーは誰でも自由に利用可能)のように利用できます。コーヒーを飲みに立ち寄ってもいいし、メンバー向けに開催されるワークショップに参加することもできます。
ホテルの上質なサービスと、コンドミニアムの居住性の高さを併せ持つ、こちら。さらに人気の理由は、“バケーション・オーナーシップ”というシステムにあるでしょう。これについては、のちほどご説明を。
2022.10.09(日)
文・撮影=古関千恵子