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前田公輝ってどんな人? 本人が6つのキーワードで自己分析

 6歳に芸能界入りして切れ目なく活動し、現在31歳を迎えた俳優の前田公輝さん。

 2022年10月5日(水)にはセカンド写真集『ちゅらたび』もリリース、さらには夢のひとつに掲げていた朝の連続テレビ小説(「ちむどんどん」)への出演も果たし、上昇気流に乗っている。晴れやかな表情、その心は何を思い、感じているのか。

 CREA WEBでは“前田公輝”という人物をより深く、鮮明に、正確に知るべく、前後篇でロングインタビューを行った。

 後篇では、前田さんの代表作となった『HiGH&LOW』シリーズへの思い、さらに前田さんの素顔に迫るべく「海外旅行」「ゲーム」「お笑い」「地元」「お酒」「美容」……など、様々なキーワードを用意。そこから、前田さんに気になるトピックを選んでもらい、エピソードを語ってもらった。

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すきなもの:鮭茶漬けとクロレラと前田家特製もんじゃ焼き

――後篇では“前田公輝を作る6つのコト”と題して、前田さんのプライベートも覗けたらと思います。用意された35枚のカードから、前田さんが気になったワードを6つピックアップしてくれますか?

 自分を作る6つのこと? えー、面白い企画ですね!(真剣に選びながら)たぶん、僕、このテーマ全部喋れるかもしれません(笑)。

――そんな中選んだ6枚です。最初の1枚は何でしょう?

 「朝ごはん」ですかね。朝ごはんを食べない俳優も多いんですけど、僕は昔から絶対に食べるんです。食べないと頭が働かないし。……の割に、朝ごはんに対して特にこだわりはなくて、お腹が溜まればいいんですけど(笑)。

 最近は毎朝、鮭茶漬けばかり食べています。たま~に時間があれば、パンやソーセージ、卵を焼いたりもしますけど、基本的には現場の前には時間をかけたくないので、クロレラと鮭茶漬けに決めています。僕の朝の欠かせないルーティンですね。

――ありがとうございます。2枚目は「前田家のもんじゃ焼き」をピックアップされました。これは前田さんの公式サイトにも「好きな食べ物」として載っていますね。

 僕にとって最後の晩餐にしたい料理なんです。前田家の誕生日パーティーでは、主役がどんなメニューをお願いしてもいいんですけど、僕は、数年ずーっともんじゃ焼きをリクエストしていて。うちのもんじゃは外で食べるものとちょっと違うんです。昔って、駄菓子屋とかにもんじゃ焼きができるスペースがあったそうなんですけど…。

――『6 from HiGH&LOW THE WORST』で楓士雄(川村壱馬)が幼馴染と集まる、サダばぁのお店にもありましたよね。

 はい、ああいう感じらしいんです。うちの母の世代では本当にあったみたいで、そこから試行錯誤を重ねた母が、おいしそうな材料を盛り込んだのが前田家もんじゃ焼きです。

 具材は紅生姜、チーズ、小麦粉、ソーセージ2パック、キャベツ、長ネギ、チキンラーメン、オイスターソース、人参、マヨネーズ……以上! これらを小さく刻んで、混ぜるだけ。ソースで食べるんですけどね、すごくおいしいんですよ!

――誕生日の主役がメニューを指定できるという企画自体も楽しそうですね。

 その日は王様もしくはお姫様になれるので、主役の命令は絶対なんです。例えば、主役のすぐそばにティッシュがあったとしても、遠い席の人に「取って」と言える、とか(笑)。

――とても仲良しのご家族ですが、前田さんは反抗期もなかったんでしょうか?

 なかったんですけど、役柄でヤンキーをやり過ぎて、母親に怒鳴ってしまったことがありました。すぐ我に返って、「あ、ごめんごめん!」となりましたけど……!

2022.09.22(木)
文=赤山恭子
撮影=深野未季
ヘアメイク=松田蓉子
スタイリスト=千葉 良(AVGVST)