この記事の連載
猫が来てからまったくジムに行っていない
――猫を飼う前と今、一日の過ごし方に変化はありましたか？
いなかった頃と比べると、全然違います。以前はジムに行ったりしてたんですけど、猫が来てからまったく行ってない(笑)。今、家におる時は猫と遊んでますし、写真を撮らなあかんからずっと動きまわってます。
――そんな中、印象に残っている3匹のお話があれば教えてください。
猫って水が苦手じゃないですか。お風呂に入れるとニャーニャー鳴くんですけど、1匹入れると、ほかの2匹がドアのくもりガラスに顔をべたーっとくっ付けて心配してお風呂の前で待ってるんです(笑)。それがかわいいですね。
山内を見てると、寝る時、猫が体のそばにおるでしょう？ うちは(3匹は)一緒に寝てくれないんで、あんなふうにできたらいいのになぁと思うこともありますね。あと、どこに行ったんやろうって時は、ちゅ～るを開ける音をさせるとダダダダーって走って近づいてきます。ちゅ～るを考えた人は天才ですねぇ。
――長毛種だと、抜け毛の時期は大変なんじゃないですか？
大変です。毛で真っ白になるんで、暗めの色の服は着られなくなりました。玄関で靴に顔を突っ込んで寝てることも多いので、靴はいつも毛まみれ。玄関のひやっとしてる感じが気持ちいいんでしょうけど、なんであんなに靴が好きなんでしょうね？ 今日も(取材現場に)来る前、靴の中にボールを入れてて。そのボールは家の中に持ってきては、靴の中に入れて、また出してっていうのを繰り返してます。……かわいいっすわぁ。
毛玉もすごくて。(絡まってしまった毛を)切ろうとしても、ハサミのカシャンていう音がすると、すぐ逃げるんですよ。覚えてるんでしょうね、あの音を。やから、寝てる時にそーっとハサミを取って近づいてジョキって切るんですけど、引っ張ったら、“あ、こいつ切りに来たな”って気づかれるので、ちょっと持ち上げてそっと切ってます。
インスタの猫アカウントはファンとの交流の場に
――Instagram「中川家剛と猫」では、3匹との日常を更新されています。「使い方がわからないのでマネージャーと一緒に更新しています」とありますが、以前からやりたい気持ちはあったんですか。
そうですね。前のマネージャーが猫を飼っていて勧めてくれて。写真も残るし、いいかなと思って始めて、今は全部、1人で更新してるんですよ。最初は部屋の中が映るのがイヤで(背景を)消したり、ぼかしたりしてたんですけど、途中から面倒くさくなってやめました。
――フォロワーは7.1万人(9月1日現在)。完全なるインスタグラマーですね。
あははは！ 猫好きな人って結構いるんやなってわかりました。もらったコメントにもめちゃくちゃ返信してます。最初にしたから、しないと気持ち悪くなってしまって。移動中とかにやってるんですけど、返信するとまたコメントが来るから(やりとりが)全然終わらない(笑)。
2022.09.06(火)
文＝高本亜紀
撮影＝平松市聖
写真＝剛
