◆熊本県
菊池渓谷
阿蘇くじゅう国立公園の一角に位置する菊池渓谷は広大な面積に美しい森林と渓谷が広がっており、四季折々に見せる渓谷ならではの自然美が魅力。夏の太陽に照らされた様子は幻想的で、多くのカメラマンがさまざまな情景を撮影しに訪れる。
「マイナスイオンを浴びにぜひ訪れていただきたいのが、阿蘇外輪山の北西部、標高500~800メートルに広がる、1,193ヘクタールの自然休養林・菊池渓谷です。
渓谷内には大小さまざまな滝や瀬・淵があり、その美しさは『日本名水百選』や『日本の滝100選』に選出されるほど。
うっそうとした天然生広葉樹で覆われた森と、阿蘇外輪山から湧き出した伏流水が、変化に富んだ景色を創り出しています」(熊本県公式観光サイト「もっと、もーっと!くまもっと。」担当スタッフ)
菊池渓谷(きくちけいこく)
所在地 熊本県菊池市原5026(受付住所)
https://kikuchikeikoku.jimdofree.com/
◆大分県
黒島
黒島はレジャースポットとして知られる島で、海水浴場は環境省の「快水浴場百選」の一つに選定されている。海水の透明度は非常に高く、大分県の水質調査でAAランクを誇るほど。浜辺にはヤシの木々が生い茂り、南国ムードが漂っている。
「黒島は臼杵湾内に浮かぶ周囲3キロメートル、標高27メートルの小さな島で、佐志生(さしう)港より渡し舟に乗って5分程度で到着します。
海水浴はもちろんカヌーや釣り、キャンプなどが楽しめ、ちょっとしたバカンス気分に浸れます」(公益社団法人ツーリズムおおいた 福元さん)
黒島キャンプ場(くろしまキャンプじょう)
所在地 大分県臼杵市佐志生
https://www.usuki-kanko.com/sightseeing/黒島
◆宮崎県
西都原古墳群のヒマワリ
西都原古墳群は、西都市にある広大な特別史跡公園。大規模な古墳群と調和した自然の景観がすばらしく、夏には古墳の周りの約6.5ヘクタールの敷地にヒマワリの花が咲き誇る。
「日本遺産に認定された国内最大級の古墳群です。夏になると約100万本のヒマワリが咲き、青空との美しいコントラストが楽しめます。
背丈が低い品種のヒマワリのため、まるで黄色いヒマワリの絨毯の上に古墳が乗っかっているような、西都原ならではの景色を観ることができます」(宮崎県観光協会担当者)
※見ごろの時期:7月中旬頃
西都原古墳群のヒマワリ(さいとばるこふんぐんのヒマワリ)
所在地 宮崎県西都市三宅4941-1(西都原ガイダンスセンターこのはな館)
https://www.saito-kanko.jp/tourisms/ヒマワリ(西都原)/
2022.07.16(土)
文=CREA編集部