休眠から目覚めた木や草が花を咲かせ、景色を鮮やかに染め上げる春がやってきました。

 「いつか行きたい! 『日本にしかない風景』再発見」2021年春篇に、新たな景色を追加して、2022年版をお届けします。

 四季があり、自然の移ろいを感じられる日本。各エリアの観光の達人が選ぶ、その地に息づく春色の景色をお楽しみください。

 今回は、やまなし観光推進機構の観光・物産PR部長が選ぶ、春の風景をご紹介します。

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆中ノ倉峠展望台

 本栖湖畔線沿いの登山口から山道を30分ほど登った場所にある中ノ倉峠展望台。ここからは眼下に広がる本栖湖と富士山の眺望が楽しめる。

 「富士五湖の中で最も水深が深く、湖水の透明度の高い本栖湖。

 北岸は富士の好展望地で、千円札の裏に描かれている逆さ富士は、富士山写真家として知られる岡田紅陽が、中ノ倉峠から撮影した『湖畔の春』が使われています。

 この写真と同じ風景が見られるのは、この時期だけ。頭に白い帽子を被った富士山と、青い空と湖、まばゆい新緑を見に来ませんか?」(やまなし観光推進機構の観光・物産PR部長)

中ノ倉峠展望台(なかのくらとうげてんぼうだい)

所在地 山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉
https://www.fujisan-kyokai.jp/viewspot50/326

◆笛吹市の桃源郷

 「日本一の桃源郷を誇る笛吹市。3月下旬から4月中旬にかけて、30万本ともいわれる桃の花が色づき、市内はピンク一色に染まります。

 笛吹市は坂の町で、標高約250メートルから約700メートル位まで桃畑が広がっていますので、3月末から4月にかけ3週にわたり、市内のどこかで桃の花が楽しめます」 (「富士の国やまなし観光ネット」編集長 中村洋一さん)

笛吹市の桃源郷(ふえふきしのとうげんきょう)

所在地 山梨県笛吹市全域(主に、春日居町、一宮町、御坂町、八代町、境川町)
http://fuefuki-kanko.jp/content/spring_fes/925/index.html

2022.03.30(水)
文=CREA編集部