収納場所を確保することで快適度がアップ
大型のクローゼットを追加し、服の収納を一新したことも快適さにつながった。
「以前は押入れ部分に収まりきらずボックスに入れたりと分散していたのが、まとめて収納できるようになり全体がすっきり。使い勝手もよく、気持ちがいいです」
とくに北欧の人たちから学んだのが照明使いだそう。天井のダクトレールにスポットライトを設置。角度を調整し、壁や絵を照らすことで、明るすぎない、雰囲気ある光を演出。
心地よさにこだわった空間だから、入るたびに気分が上がる。寝るだけの部屋から「大好きな部屋」に変わった。
私の安眠アイテム
眠りの時間を大切にしている人たちが愛用する、安眠へと誘うアイテムをリストアップ。寝室で過ごすのが楽しみに。
●ブルーエアの空気清浄機
本体下部で360度から空気を吸い込み、天面からきれいな空気を排出。外側のプレフィルターは別売りで色違いもあり。
「サイズも見た目も寝室にちょうどいい」(森さん)
●イケアのグロッグ
「寝る前に、スパイスのきいた北欧のホットワイン“グロッグ”を飲むことも」(森さん)
●ブレインスリープの枕
首の頸椎カープを正常な位置に整えるように開発された枕。
「ソフトな質感。1週間かけて頭に合う形になり使うほどフィットしていきます」(編集U)
●教えてくれたのは……
森 百合子(もり・ゆりこ)さん
北欧エッセイスト
北欧5カ国で取材を重ね、食や暮らしを中心に執筆活動を行う。近著は『日本の住まいで楽しむ北欧インテリアのベーシック』。
2022.04.09(土)
Text=Yoko Maenaka
Photographs=Wataru Sato, Ichisei Hiramatsu