岐路に立ったら心が動く方へ
日々の暮らしは、多くの“生”によって成り立っているという。
「ひとりで生活してるわけじゃないから、その分良いこともあれば、自分のペースではいかないこともある。その両方あるのが大事だなって最近思います。ポジティブなことだけでなくストレスも絶対必要で。それは対人に限らず、植物や犬に対しても思うこと。
彼らは言葉が喋れないから、思いやる部分とか『今、何を求めてるのかな?』と感じることがたくさんあって勉強になります。生き物と一緒に生活するっていいですよね」
2021年、大きな岐路に立った彼に“選択の指針”を尋ねると、「心が動くか動かないか」と即答。
「今回の決断はひとりの問題ではなく、いろんなものがついてくるから難しかった。でも、何かを決めるときって心配や迷惑をかけるといったネガティブなこともつきまとう。だけど俺は、それはちょっと置いておいて、心が動くものに向かって突き進んでいきたいんです。それって生きる上ですごく大事なことだと思います」
Their Seeds
過去からも未来からも常に自由でいること。
大切な人たちとともに。
» この続きは「CREA」2022年春号で読めます
森田 剛のChronicle
新たな道のはじまりとこれからのこと
≪2021年≫
・11月2日
事務所「MOSS」始動
・12月29・30・31日
MOSSが企画・製作を行った主演短編作品『DEATH DAYS』をYouTube「MOSS CH」に公開
≪2022年≫
・1月28日
映画『前科者』公開
・3月12日
劇場版への再編集を経た主演映画『DEATH DAYS』が全国の一部劇場にて順次上映予定
・5月10日~
舞台「『みんな我が子』-ALL My Sons-」に出演予定
映画『DEATH DAYS』
生まれた時から死ぬ日を知っている世界で、男の数奇な人生を描く。森田は20歳から40歳までを演じた。劇場版への再編集を経て公開。
●企画・製作:MOSS、監督・脚本:長久 允
舞台「『みんな我が子』-ALL My Sons-」
アーサー・ミラーの戯曲。2年ぶりの舞台出演となる森田は、戦争から戻らない弟の婚約者に惹かれる長男クリスを演じる。Bunkamuraシアターコクーンほかで上演予定。
●演出:リンゼイ・ポズナー
あたらしい暮らし 楽しい暮らし
2022.03.12(土)
Text=Mami Naruta
Photographs=Tim Gallo
Styling=Koji Oyamada
Hair & Make-up=TAKAI
Plants decoration=Yasutaka Ochi (DILIGENCE PARLOUR)
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