専業主夫の悩みを解決する方法

 専業主夫は、社会ではまだまだ少数派なので生活のなかで悩みや苦労を感じることも多いようです。ただ少し意識を変えるだけで気持ちが軽くなり、夫は前向きに家事や育児に専念でき、妻は仕事に注力できるでしょう。ここからは、専業主夫×キャリア妻が抱える悩みを解決する方法をご紹介します。

◆専業主夫になっても社会との接点は持ち続けること

「子どもも手がかからなくなったし、働きたくなったら言ってね!」

 これまで会社などで働いてきた男性が専業主夫になり、いきなり社会と断絶されると疎外感を抱く人もいます。また、子どもとマンツーマンで過ごす時間が長いと心が病んでしまうことも。ある程度子どもが大きくなり時間に余裕ができたら、数時間でも外で働くことを検討しましょう。仕事を通して社会と接点を持てれば、夫の気持ちも少しは晴れます。また、夫が仕事をすることで家計も助かるはず。

◆夫婦ともに家事や育児で完璧を目指さない

「掃除は明日すればいいんじゃない? 今日は早く寝て体を休めようよ」

 今まで家事をしてこなかった男性の場合、思うように作業が進まないことも多いです。また、家事のやり方には個人差があるので夫婦で意見が食い違うこともあるかもしれません。家事で至らぬ点があるとつい口を出してしまう妻もいますが、これは夫婦喧嘩の原因になります。育児も同じく一度夫に任せると決めたら、大らかな気持ちで見守りましょう。

夫婦円満の秘訣はお互いの思いやり!

 専業主夫は、社会ではまだまだ少数派です。夫婦で話し合ったうえで決めた決断でも、心が折れそうになる瞬間も多々あるようですね。ただし、専業主夫になっても社会との接点を持ち続けたり家事や育児で完璧を目指さなかったりなど、考え方や意識を少し変えるだけで夫婦の関係は良好に保てます。

 夫婦の絆が強まれば、世間の反応が冷たくてもきっとふたりで乗り切れるはず。普段の生活ではお互いへの思いやりを忘れず、専業主夫×キャリア妻という新たな夫婦の形を思う存分楽しみましょう。

【今回のポイント】

・専業主夫は社会ではまだまだ少数派で辛く感じることも多い
・お互いに思いやりを持って過ごし、夫婦の絆を強めば辛い時期も乗り越えられる
・子どもが欲しいなら育休や産休のことを踏まえて計画的にお金を貯める