マスクで見えていない部分=顔の下半身の悩みにアプロ―チするアイテムを4回にわけてご案内。今回はチーク篇です。
» 第1弾 ほうれい線にアプローチする美容液4選
» 第2弾 色移りしにくいリップアイテム4選
» 第3弾 黒ずみ毛穴対策もできるスクラブケアの名品4選
マスクを日常的につけている生活になり、「チークをつけなくなった」という声が多数聞こえてきます。確かに、隠れてしまうからあまり意味がないと思うのも当然。
ただ、問題はマスクをオフしたとき。頬に色がないと、顔色が悪く見えるのはもちろん、頬の縦幅が強調され、マスク生活で表情を動かさなくなったことによるフェイスラインのゆるみが“悪目立ち”してしまうのです。だからこそ、チークはやっぱりマスト!
マスクをつけているときのチークのつけ方には、ちょっとだけポイントが。ぜひいつもより少し高めの位置にかけて、広めに色をのせてみましょう。高いところに色づきが生まれると、華やかでフレッシュな印象を演出できます。
今回ご紹介するのは、肌への密着度が高く、溶け込むように色がなじみ、ヨレにくいものばかりです。
とはいえ、メイクくずれがどうしても気になるという人は、チークをなじませた後に軽くティッシュでおさえてから、大きめのフェイスブラシを使って、ごく少量のフェイスパウダーをオンしてみては。ふわりと霧がかかったようになり、マスクへの付着防止にもなります。
チークは、メイクの中でも特に「血色感」「立体感」を演出してくれるアイテム。自然な血色感は、ハッピーなイメージにもつながります。自分の気持ちを上げるためにも、ぜひ活用を!
◆ローラ メルシエ
透明感と自然な血色感でピュアな印象を演出
2018年のデビュー当時から絶大な人気を誇る、パウダータイプのチーク。その魅力は、肌に溶け込むようなナチュラルな色づきなのに、洗練された印象に導いてくれること。
シアーとマットの2つの質感があり、どちらも極上のなめらかさで、クリアな発色が長続きします。ごく少量でふわりと色づき、マスクへの色移りもあまり気になりません。
Masumoto’s check!
とにかく粒子が細かい! パウダーなのにしっとりして乾かない仕上がりで、肌はサラサラ。じんわりとにじむような色づきです。私のフェイバリットカラーは06の「チャイ」。その名のままの自然なヌードベージュながら、しっかりと印象を変えてくれるスタイリッシュなアイテムです。
ブラッシュ カラー インフュージョン
全14色 各3,850円
ローラ メルシエ ジャパン
フリーダイヤル 0120-343-432
https://www.lauramercierjapan.com/
2021.08.31(火)
文=増本紀子
写真=釜谷洋史