マスクをすることが日常になってしまったここ1年。見た目印象を左右するのは、“見えている部分”、つまり目もと。

 そこで、今回はスキンケア、ベースメイク、メイクアップそれぞれの面から、目もとを整えて美しく見せるアプローチをご紹介します。

 第三弾はメイクアップ篇です。

» 第一弾 マスク時の印象は「目もと」で激変! どんより目もとに活力が戻る逸品4選
» 第二弾 目まわりの印象がグッと明るくなる! 手放せないコントロールカラー4選


 アイメイクというと、どうしてもアイシャドウやマスカラに力を入れる人が多い傾向がありますが、目もとの存在感をアップさせるのに欠かせないのが、実は「アイライナー」。

 アイラインを入れるだけで“メイク感”が増すので、時間がないときやジム帰りであまりメイクしたくないときなどは、アイライナーが欠かせない私。一気に目がぱっちりとし、主張できるので、使わない手はありません。

 ただ、「難しい」という声もよく聞きます。だから、不器用な私がヘビロテしているアイテムを厳選してご紹介します。この4アイテムは、苦手な人でも必ずきれいなラインが描けること間違いなし。

 まつ毛とまつ毛の間を極細で埋めるのも良し、目尻をキュッと跳ね上げて印象的に仕上げるのも良し。ラインがぶれない私なりの工夫は、肘をデスクなどにつきながら、大きめの鏡を「持って」描くこと。小さい鏡だと全体像が見えにくいですし、備え付けの鏡だと横からの印象を確認しにくいから。行儀は悪いですが肘をつけばラインがぶれることもなく、スーッとなめらかに仕上げられます。

 どんなに極細のラインでも、一瞬で印象が変わるアイラインの威力を、マスク生活の今だからこそぜひ実感してみてください。

◆SHISEIDO

独特のカーブで、目尻のラインも失敗知らず

 プロにも愛用者が多い、SHISEIDOのメイクアップアイテム。このアイライナーは、なんといってもその形が唯一無二。コシのある筆先が、くるんとカーブを描いています。

 一見難しく見えますが、目の形に添って簡単にラインが描け、太さも自由自在です。アイラインが苦手、という人にこそ使ってほしいアイテム!

Masumoto’s check!

名前の通り、インクのような濃密な発色。独特のカーブの威力は、目尻で発揮! スタイリッシュなキャットラインも、切れ長のアーモンドアイも簡単にできます。水、汗、にじみに強いロングウェア処方ながら、専用のクレンジングでなくても、するんと落ちるのも魅力。

アーチライナーインク

3,850円

SHISEIDO

フリーダイヤル 0120-587-289
https://brand.shiseido.co.jp/

2021.06.03(木)
文=増本紀子
写真=釜谷洋史