未(ひつじ)年

8月8日(日)〜9月6日(月)の運勢

 自分自身との戦いが肝となるとき。

 このひと月は、意地や執着、強引さが自身の足を引っ張ります。

 特に、心の中で渦巻く相反する思い、周囲との意見の相違など、対立する気持ちや状況をいかに処理するかが、この時期の課題となってくるようです。

 問題が膠着状態に陥ってしまったときは、妥協できるギリギリの線まで譲ることが得策。

 ケンカ腰の議論はもってのほかです。

 不本意かもしれませんが、この時期は、引くことが勝ちにつながるものと心得て。

 また、自分が間違っていたと気づいたときは、素直に己の非を認め、早めの軌道修正を。

 そうしたプロセスでは、当然、イライラやモヤモヤが積もります。

 こまめなストレス解消はもちろん、感情的になって誤った判断をしないよう、気持ちが昂ったときに冷静さを取り戻す、自分なりの方法を見つけておくと安心です。

 仕事の場面ではこらえられた人も、プライベートでは感情があらわになりがち。

 とりわけ注意したいのが、衝動的な言動です。

 長く付き合ったお相手と衝動的に別れを決めてしまうなど、極端な行動に出てしまう可能性もあるので、ケンカになったときは一旦距離を置き、しばし頭を冷やすのがよさそう。

 一方、ポジティブな感情は増し増しで表現を。特に、感謝の気持ちは忘れず示していきましょう。

 健康面で注意したいのは、坐骨神経症とリウマチ。

 病気が悪化しやすいときなので、それらの症状のほかにも、何らかの異常を感じたときは、早めの受診と治療が肝要です。

 この時期、相性がいいのは、卯(うさぎ)、午(うま)、亥(いのしし)年。

 距離を置いたほうがいいのは、子(ねずみ)、丑(うし)、戌(いぬ)年の人。

 吉方位は、南と西。避けたほうがいいのは、北と東。

※次回更新日は9月4日(土)
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※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

2021.08.04(水)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい