笑顔あつまる宿「佳松苑」で至福のひとときを
夕日ヶ浦は有数の温泉地でもあります。泉質は低張性弱アルカリ性高温泉。アルカリ性のお湯は肌がツルツルになるため「美人の湯」とも呼ばれています。また、疲労回復・神経痛・リウマチ性疾患などにも効能があるとのこと。
「佳松苑」はそんな夕日ヶ浦温泉の中でも人気の温泉宿。日本旅館の落ち着きと、ホテルの利便性を合わせた和洋室は随所におもてなしの心が感じられます。全室日本海を望む客室の窓を覗くと、先ほど夕日を眺めた砂浜が。大切な人とゆったりくつろぐ、それだけで満たされていきます。
「大人専用の宿 佳松苑 はなれ風香」も併設されており、シーンや用途によってさまざまなくつろぎ方を堪能できます。
冬には日本海の味覚、松葉ガニが。季節に合わせた丹後の味を堪能
温泉に入り、ゆったりお部屋でくつろいだら自慢の料理に舌鼓。
「佳松苑」では丹後の味にこだわり、季節に合わせてその時に一番美味しい食材を厳選。秋には松茸、冬には松葉ガニと味覚の王様と呼ばれる食材を堪能することができます。
丹後の地酒である弥栄鶴や酒呑童子なども用意されており、幸せな丹後のマリアージュを心ゆくまで堪能できるのも嬉しいところ。
大人の贅沢旅には離れの「あまやどりの宿 雨情草庵」も
もうひとつ上の贅沢を堪能したいという人は「佳松苑」に併設している「あまやどりの宿 雨情草庵」がおすすめ。
五棟の離れと特別棟からなるこちらの宿はまさに極上。丹後地方は昔から「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるほど天気が変わりやすく、雨の多い土地。そんな雨に感謝し、大切な人とひっそりゆっくり雨宿りをするように時間を過ごしてほしい、そんなコンセプトから生まれた贅沢な宿です。
それぞれの離れには露天風呂も。もちろんこちらも「美人の湯」です。空いっぱいの満天の星の下、しっとり頬を濡らす雨の中、しんしんと舞う雪の中。四季折々の情景に包まれながら自分だけのくつろぎの時間を過ごすことができます。
中でも特別棟である「宗家」は特別の設え。百五十年前の古材で建てられたその佇まいは、まさに日本人の原風景。どこか懐かしく、温かいその空間は丹後のやさしさに包まれたような心地よさです。
夏には蛍も見ることができるという「あまやどりの宿 雨情草庵」では、季節や天候によって丹後ならではのさまざまな表情を見せて旅人を歓迎してくれます。そんな丹後の空気に触れ、離れで過ごすひと時は渇いた大地に染み渡る恵みの雨のように、あなたの心を潤してくれるはず。
まだ見ぬ“北京都”で温泉と美食にどっぷり浸かる、そんな贅沢な旅にあなたも出かけてみませんか。
夕日ヶ浦温泉
佳松苑
所在地 京都府京丹後市網野町木津247
https://kasyouen.com/
あまやどりの宿 雨情草庵
所在地 京都府京丹後市網野町木津247(佳松苑内)
https://www.ama-yadori.com/
まだ見ぬ世界へ
北京都の魅力再発見!
2021.06.04(金)
文=CREA編集部
写真=鈴木七恵
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