【2021年版】
いつか行きたい！ 日本の春の絶景
～近畿篇～

　海外旅行が難しい今は、日本の魅力を深掘りする、またとないチャンスです。そこで47都道府県の観光のプロに、知る人ぞ知る、その土地自慢の風景をリサーチ。

　そこには、まだまだ知らない日本の姿がありました。

　今回は、近畿エリアの絶景＆風物詩をまとめてご紹介します。

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

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◆三重県

丸山千枚田

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　紀和町丸山地区の斜面に広がる丸山千枚田は、日本最大規模の棚田数を誇る、日本の棚田百選にも選ばれた景勝地。

「4月中旬～下旬から棚田に水が張られ、青空や夕焼けが棚田に映る光景は、まるで自然が創り出すアートです。棚田内には見晴台が数箇所あり、伊勢路の通り峠からは丸山千枚田の全景を一望できます」(三重県観光連盟公式情報サイト「観光三重」PR担当スタッフ)

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◆滋賀県

政所茶の茶畑

 「宇治は茶処、茶は政所」と茶摘み唄にも歌われるほど、古くからお茶の産地として知られる、政所などの7つの集落からなる東近江市の永源寺地区。

 「こんもりとした茶木が黄緑色の鮮やかな新芽をつけ、春の訪れを感じさせます。

　雪深い土地で育った在来種の希少な葉を、一つ一つ丁寧に手摘みで収穫する様子は、昔と変わらない滋賀ならではののどかな風景です」(公益社団法人びわこビジターズビューロー企画広報部佐々木さん)

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◆京都府

七谷川 和らぎの道

　亀岡市、七谷川沿いにある和らぎの道は、約1キロにわたって約1,500本の桜が咲き誇る丹波地方随一の桜の名所。

「隣接したさくら公園には、28種約280本の桜が植樹されていますので、こちらの鑑賞もおすすめです」(京都府公式観光情報サイト「京都府観光ガイド」の越智さん)

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◆大阪府

川崎橋からの桜

　北区天満と都島区網島町を結ぶ自転車と歩行者専用の「川崎橋」。

 「造幣局の南門近くにあるので“桜の通り抜け”を堪能した後、大川べりに咲く桜を眼下に渡るのがおすすめです。遠くの方に大阪城も見えますよ。

夜はライトアップされた屋形船や高層ビルが輝く“水の都”ならではの美しい情景が広がり、カップルにもおすすめです」(大阪観光局公式サイト情報戦略担当スタッフ)

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◆兵庫県

おの桜づつみ回廊

　小野市古川町から住永町まで、全長4キロメートルにわたる、西日本最大級の規模を誇る桜並木。見頃は3月下旬から4月上旬。

 「できるだけ長く桜が楽しめるよう、江戸彼岸、大島桜、染井吉野、八重紅枝垂、思川と、5種類の桜が上流から下流へ、開花順に植樹されています。

　見頃の時期でも都市部ほど混雑せず、また、市内にいくつもの桜の名所があり、ゆったり桜を楽しみたい方にぴったりです」(兵庫県公式観光サイト「HYOGO！ナビ」担当スタッフ)

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◆奈良県

馬見丘陵公園

　広陵町と河合町にまたがる県営馬見丘陵公園。

 「豊かな自然環境を県民の憩いの場として活用してもらおうと整備された園内では、1年を通して四季折々の自然を満喫できます。

　また、開花シーズンにあわせてイベントが開催され、見渡す限り一面に咲き競うお花を楽しむことができます。春はチューリップや桜がきれいです」(奈良県観光公式サイト「なら旅ネット」担当スタッフ)

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◆和歌山県

あらぎ島

　日本の棚田百選にも選ばれ、有田川町のシンボルとなっているあらぎ島は、2013年には周囲の景観とともに「蘭島及び三田・清水の農山村景観」として国の重要文化的景観に選定された景勝地。

「聖地『高野山』に源を発する有田川の清流と唯一無二の形状が織りなす風景は、写真愛好家にも人気があります。四季ごとの風景はどれも美しいですが、田んぼに水をはるのどかな春先がおすすめ」(和歌山県観光連盟PR担当)

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