海外旅行が難しい今は、日本の魅力を深掘りする、またとないチャンスです。そこで47都道府県の観光のプロに、知る人ぞ知る、その土地自慢の風景をリサーチ。

 そこには、まだまだ知らない日本の姿がありました。

 今回は、兵庫県公式観光サイト「HYOGO!ナビ」担当が選ぶ、兵庫県の春の風景3選を紹介します。この先の旅の候補地に加えてみませんか?

》日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆白毫寺の九尺藤

 丹波市にある慶雲2年(705)に開基された天台宗の古刹、白毫寺。

 本尊はインドから伝えられたという薬師瑠璃光如来で、眉間の白毫から神々しく瑞光を放っていたことから、「白毫寺」(びゃくごうじ)と名付けられたのだそう。

「境内では四季折々の花が楽しめますが、4月の桜そして、5月の九尺藤はシャワーのように垂れ下がって人々を魅了します」 (「HYOGO!ナビ」担当)

白毫寺の九尺藤(びゃくごうじのきゅうしゃくふじ)

所在地 兵庫県丹波市
https://www.hyogo-tourism.jp/spot/result/1035

◆おの桜づつみ回廊

 小野市古川町から住永町まで、全長4キロメートルにわたる、西日本最大級の規模を誇る桜並木。見頃は3月下旬から4月上旬。

 「できるだけ長く桜が楽しめるよう、江戸彼岸、大島桜、染井吉野、八重紅枝垂、思川と、5種類の桜が上流から下流へ、開花順に植樹されています。

 見頃の時期でも都市部ほど混雑せず、また、市内にいくつもの桜の名所があり、ゆったり桜を楽しみたい方にぴったりです」(「HYOGO!ナビ」担当)

おの桜づつみ回廊(おのざくらづつみかいろう)

所在地 兵庫県小野市
https://www.hyogo-tourism.jp/review/100

◆たんとう花公園

 但馬地方の春の名物、たんとう花公園の100万本のチューリップ。見頃は4月中旬~下旬。

 「のどかな里山の一角に、約300品種・100万本のチューリップが咲き誇ります。

 赤、黄、ピンク、紫と濃淡を交えた鮮やかな色であたり一面を染め上げる様は、圧巻の光景です」(「HYOGO!ナビ」担当)

たんとう花公園(たんとうはなこうえん)

所在地 兵庫県豊岡市但東町畑山
https://www.hyogo-tourism.jp/review/101

【協力】HYOGO!ナビ

https://www.hyogo-tourism.jp/