「リベイク」にもトライ!

 リベイク第一弾は「ダブルチーズベーグル」。

 外側はゴーダ―チーズとモッツアレラチーズ、そして中はチェダーチーズという、実はトリプルチーズ。

 チェダーチーズがたっぷりと練り込まれています。初めてのリベイクなので、霧吹きアリナシを試してみました。

 リベイク後の見た目はどちらも同じ。しかし、食べてみると生地の水分量が明らかに異なりました。

 霧吹きアリは生地がかなりもっちり。霧吹きでベチョベチョになってしまったらどうしよう…と思っていたのですが、そんな心配はご無用でした。

 霧吹きナシでももちろん美味しいのですが、リベイク時の霧吹き、おススメです。

 リベイク第二弾は「ヨーグルトライ」と「無花果チョコくるみクランベリーのロールブロート」。

 まずは「ヨーグルトライ」。ライ麦だし、さらにヨーグルトが入っているからかなりすっぱめなのかな? と予想していましたが、酸味はかなりマイルド。

 むしろ甘みを感じました。そして、その甘さは粉本来が持つコクのある甘み。シンプルなパンだからこそ、その美味しさが際立っていました。

 続いて「無花果チョコくるみクランベリーのロールブロート」。ベースはヨーグルトライの生地です。そこに無花果、チョコ、くるみ、クランベリーがこれでもかというくらい贅沢に練り込まれています。

 無花果の甘み、クランベリーの甘酸っぱさ、チョコ×くるみ×ベリーという鉄板の組み合わせ…ひとつのパンでさまざまな美味しさが堪能できました。

 リベイク第3弾は「フィグ」と「パンドカレンツ」。

 まずは「フィグ」。自家製のZ酵母が使われています。普段から無花果が入ったパンが好きでよく買うのですが、ツオップのはひと味違いました。

 無花果がゴロっと大きく、ドライではなくセミドライにちかい食感。パン生地はもちろんのこと、食べ応えのある無花果に感動しました。

 続いては「パンドカレンツ」。山ぶどう(カレンツ)をたっぷり入っています。パンの外側はケシの実がまぶされていて、香ばしさがたまりません。クリームチーズとの相性が良さそうでした。

「通パン」にはまる理由が少しわかったかも

 冷凍準備が面倒という理由で「通パン」をしたことがなかったのですが、実際にやってみると、スライスしたパンひとつひとつがかわいく感じられるようになり、楽しい作業でした。

 また、1枚ずつ包むので、数種類冷凍しておけば、1度に何種類ものパンを少しずつ味わえるというプチ贅沢ができました。

 もう少し続きそうなおこもりの日々に「通パン」おススメです!

Backstube Zopf

所在地 千葉県松戸市小金原2-14-3
電話番号 047-343-3003
営業時間 7:00~17:00
定休日 なし ※夏期冬期休業はあり
http://zopf.jp/
※フードロス解消のための通パン『Mottainai=M Zopf』という取り組みもしています。こちらも要チェックです!

2021.05.22(土)
文・撮影=小田原みみ