パン好きのあいだで話題沸騰! “通パン”って一体何?
いつか行ってみたい、そして食べてみたい、憧れのパン屋さんはありませんか? 思ったように旅行や外出が出来ない中、そんな願いを叶えてくれるのが通信販売のパン、通称「通パン」です。
「通パン」もう知っているよ、という方も多いかもしれません。事実コロナが流行るずっと前から「通パン」はパン愛好家の方たちのなかではかなり浸透しています。
ただ、やってみたいけど、ちょっと……と思っている方もいるのではないでしょうか。
私も「一度に食べきれない分の冷凍準備が面倒くさそう」という理由でなかなか重い腰が上がらないでいました。
とはいえ、気軽な外出が制限される世の中、日々の楽しみは食べること。ということで、千葉県松戸市の大人気ベーカリー「Zopf(ツオップ)」さんのパンを「通パン」してみました!
ツオップといえば、日本中のパン好きが憧れる行列のできるパン屋さんとして一度はその名前を聞いたことがある人も多いはず。
2019年7月には東京駅構内に「Zopf(ツオップ)カレーパン専門店」がオープンし、「こんなところにツオップが!」と感動した人もいるのではないでしょうか。
初めての通パン 成功への4つのポイント
初めての「通パン」なので、「通パン」マスターの友人にそのコツを教えてもらいました。
1. 事前にスケジュール確認
今回、この企画が通ったのは忘れもしない3月17日。あのツオップのパンが食べられる! と喜び勇んでパソコンを開いたところ……。
次回予約受付開始日は3月22日。そして、発送日は最短で約3週間後の4月5日。さすが、人気店! 簡単には手が届きません。
友人曰く、通パンはなかなかチケットが取れないコンサート並みの争奪戦とのこと。予約開始日のスケジュール&アラーム登録はマストです。
2. HPをみて購入パンを事前決定
ツオップの場合、購入したいパンが一つずつ選べます。
ホームページを見ると、
このように商品ページがあります。
全てのパンが「通パン」可能という訳ではありません。また、購入ページにつながると、テンションが上がってしまうので、確実に欲しいパンのリストアップはマストです。
3. 冷凍庫の整理整頓
届いたパンは、すぐに食べるものを除いて即冷凍が鉄則。購入する量にもよりますが、冷凍庫の整理をして、パンを入れるスペースを確保しておくことが必要です。
4. 霧吹きの準備
冷凍したパンをリベイクする際にあると便利なアイテム。霧吹きの有無で美味しさと食感が違います。
2021.05.22(土)
文・撮影=小田原みみ