■山下智久(矢島勇介役)
鉄工所を営んでいた父親が借金を作って蒸発するといった家庭環境に育った、茶髪のギャル男風ルックスの矢島勇介役を演じた山下智久さん。
その後、数々のドラマに主演していましたが、ドラマ版は高視聴率、映画版は興行収入90億円突破の『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命』(フジテレビ系)という代表作にも出会いました。
昨年10月にジャニーズ事務所を退所した山下さんは、昨年は世界30の国と地域で公開されたHuluオリジナルドラマ『THE HEAD』に、メインキャストとして出演するなど海外進出に積極的。今年3月21日にはブルガリが彼のアンバサダー就任を発表したり、9月公開予定のハリウッド映画『Man From Toronto』(日本では公開未定)に出演したりと、グローバルな活躍で注目を集めています。
ハリウッドスターであるウィル・スミスさんと親交が深いそうなので、ぜひ世界的俳優になってもらいたいものですね。
■新垣結衣(香坂よしの役)
勇介(山下さん)の彼女で、お姉系ギャルのようなルックスの香坂よしの役を演じた新垣結衣さん。
『ドラゴン桜』は新垣さんにとって、ゴールデンタイムの連続ドラマ初レギュラー作でしたが、翌年の2006年にはドラマ『ギャルサー』(日本テレビ系)にも出演。現在の透明感のあるイメージとはかけ離れていますが、当時は何かとギャルキャラを演じることが多かったんです。
新垣さんと言えば、2016年にヒットし、今年の正月にスペシャル版が放送されたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)のイメージが強いですよね。
実は連続ドラマの主演は2018年の『獣になれない私たち』(日本テレビ系)が最後ですから、そろそろ新垣さんの新作主演ドラマをまた観たいものです。
■紗栄子(小林麻紀役)※当時:サエコ
懐かしのルーズソックスを履いたコギャルで、アイドル志望だった小林麻紀役を演じた紗栄子さん。
女優としての活躍よりも、私生活のビッグニュースで世間を沸かせていたのが彼女でした。2007年に現メジャーリーガーのダルビッシュ有選手と結婚し、二人の男の子を出産。ですが2012年に離婚。2015年にはファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の創業者である前澤友作さんと交際を発表していましたが、2017年に破局。
二人の息子は2017年からイギリスの全寮制学校へ、なんと紗栄子さん自身は現在、栃木県内で牧場経営をしているそう。
以前からファッション関係の仕事にも意欲的だった紗栄子さんでしたが、女優・タレントという固定観念にとらわれない活躍が目覚ましいですね。
2021.04.09(金)
文=堺屋大地