「もう木曜日、今週末何しよう?」
興味あることは沢山あるけど、「To Do List」じゃ重すぎる、スローなウィークエンドにしてほしい。そんなあなたのために、ゆるーい週末の過ごし方ガイドをCREA編集部が5つピックアップしてみました。
もちろん、今週末は部屋でゆっくり寝て過ごしちゃう、なんてのもOK。だって、週末はまた来週もやってくるんだから。
①水曜どうでしょうのベスト盤で大いに笑う
発売は2月17日。少し時間が経ってしまったけど「水曜どうでしょうDVD全集」の第30弾『水曜どうでしょう ザ・ベスト(偶数)』が発売中です。
なんと、今回は初のベスト盤。2020年に発表された「第3回どうでミー賞 あなたが選ぶ!名シーン」の50位から1位までの中から、偶数盤と題して、偶数位の名シーンをピックアップし、収録しています。50位から21位までは未発表の内容のため、果たしてどんなシーンが入っているのか、ワクワクしながら楽しめます。
上記写真からも分かるように「水曜どうでしょう」作品群はまさに豊穣。
すべての作品を擦り切れるほど見た“どうでしょう猛者”はもちろん、「水曜どうでしょう」の世界をまだ体験したことがないという人にこそ、見て欲しい逸品です。
週末どころか、一生楽しめること請け合いです。
②ミュージカルならぬ「妙―ジカル」の世界へようこそ!
妙なミュージカルで「妙ージカル」。劇団FUKAIPRODUCE羽衣の舞台はいつだって独創的でエネルギッシュ。そんな劇団の第26回公演「おねしょのように」が今週末から東京芸術劇場で始まります。
妖艶かつ混沌とした詩的作品世界、韻を踏んだ歌詩と耳に残るメロディで高い評価を得るオリジナル楽曲、圧倒的熱量を持って放射される演者のパフォーマンスが特徴の作品は観た人の心を鷲掴みにしてくれます。かくいう僕も「耳のトンネル」を初めて見て以来、新作を楽しみにしている1人です。
笑いも、悲しみも、膨大なエネルギーに満ちた作品はまさにカタルシス。僕史上、人生で一番笑った経験も羽衣さんの「よるべナイター」を観た時でした。
新作「おねしょのように」は「世界一やさしい演劇」を目標に、何もない時間を慈しむような作品になっているとのこと。振付は黒田育世氏が担当しており、羽衣×黒田さんというのも楽しみ。
舞台初心者にもおススメです!
FUKAIPRODUCE羽衣第26回公演「おねしょのように」
2021年3月7日(日)~14日(日)
東京芸術劇場 シアターイースト
https://www.geigeki.jp/access/
プロデュース 深井順子
作・演出・音楽 糸井幸之介
【出演】
A/深井順子 代田正彦 鯉和鮎美 新部聖子 澤田慎司 岡本陽介 西﨑達磨
B/日髙啓介 西田夏奈子 葛生大雅 キムユス 田島冴香 浅川千絵 松本由花
※本公演はダブルキャストになっております。
【公演スケジュール】
3月
7日(日)13:00【A】
7日(日)18:00【B】
8日(月)休演日
9日(火)休演日
10日(水)18:00【A】★
11日(木)18:00【B】
12日(金)18:00【A】
13日(土)13:00【B】
13日(土)18:00【A】
14日(日)13:00【B】
★アフタートークがございます。(登壇者:深井順子・日髙啓介/糸井幸之介)
※開場は開演の30分前、受付は開演の60分前になります。
※未就学児童はご入場いただけません。
※今後、やむを得ない状況により、公演日程などを変更する可能性がございます。
※13日(土)の昼夜公演に記録映像の撮影が入ります。
※ご来場の際は、感染予防対策にご協力を何卒お願い申し上げます。詳細は、公式サイトにて追ってご案内させていただきます。
※当公演では、可能な限り新型コロナウイルスの感染防止対策に努めて参りますが、万が一施設内で感染者が発生した際は、必要に応じて、保健所等の公的機関にお客様情報を提供する場合がございます。
FUKAIPRODUCE羽衣
https://www.fukaiproduce-hagoromo.com/
2021.03.04(木)
文=CREA編集部