何をしても思うように痩せない。その原因は、デブマインドのせいかも!?

 「マインドが変わると体質が変わり、体質が変わると面白いように痩せていく」というのは、9万人以上の痩せるサポートをしてきた「Harriet Ginza」代表にして、『月曜断食』著者の関口賢先生。

 ならば! 関口先生による月曜断食ならぬ“マインド断食”で痩せマインドにシフトして、同時に、痩せて健康になるツボも刺激。心身ともに上向いていきましょう!

第1回「爆食いしたらダメだと決めつけない」を読む
第2回「自分の価値観を俯瞰してみる」を読む


鏡の前に立ち、笑顔でポジティブワード!

 自分の声は、自分がいちばんよく聞いている。言われてみれば、確かに! ですよね。

 人は、良くも悪くも言葉に左右される生き物です。

「大丈夫」「できる」「諦めない」

 前向きな言葉を耳にする回数が多いほど、ひらめきや行動力も高まります。

 僕は、強豪校でサッカーをしていた時代から、窮地に立たされたときでも「大丈夫。まだイケる」と言い続けてきたし、ムリめな目標にも「絶対できる!」と自分を鼓舞してきました。

 その結果、『月曜断食』を世に送り出すことができ、理想とする鍼灸の道を探究し続けることができています。

 ポジティブな言葉がけは習慣の賜物。最初は意識的にでも、いつしかそれが当たり前になります。

 習慣づけのきっかけとしておすすめなのが、鏡に映る自分へのポジティブな言葉かけ。

 朝のメイクや夜のお手入れの時間、鏡の前に立ったら、必ず笑顔で前向きな言葉を声に出して言ってみましょう。

 なぜ笑顔かというと、人はつくり笑いや愛想笑いでも、笑顔になると心が前向きになることが証明されているから。

「(がんばる私)大好きぃ〜」「(憧れの女性みたいに)なりたいぃ〜」「(早起きした私)えらいぃ〜」「やせたいぃ〜」「(誰がなんと言おうと)世界一かわいいぃ〜」「ハッピィー」

 気づきましたか? 言葉の最後が「い」で終わる言葉なら、自然と笑顔になっちゃいます。

 これを読んだら迷うことなく、鏡の前の笑顔とポジティブワードを習慣にしていきましょう!

2021.02.08(月)
指導=関口賢(Harriet代表)
指導&モデル=近藤美貴(Harriet Ginza)
文=今富夕起
写真=深野未季