「保活」ののち保育園生活へ。
悩みながらも育児は続く

 生後2カ月から綴った『はるまき日記』を終えて、もうすぐ1年。2歳になったはるまきは、認可保育園に入れるのを待ちながら、認可外保育園に通っている。

 入園は1歳半目前の2月。はるまきがすっかり二足歩行のホモサピエンスになってしまったせいで、夫と交代で面倒を見ながら仕事をする生活に限界が来て、保育園探しに乗り出した。役所に電話すると認可は現時点では全然ムリで、4月の募集で若干空きが出るかもしれないが競争率は高い……という回答。そりゃそうだよな、と気持ちを切り替え、認可外で探すことに。近くの園をいくつか見学して一番雰囲気がいい所を選び、すぐに契約。「保活」開始から1週間ほどでの入園となった。

 入った所はここいらのほとんどの認可外と同じように小規模で、0歳から年長までの子ども達をワンフロアで保育する。園庭はないので、外遊びは近くの公園までみんなで歩いて行くことになる。家で親子まったりと過ごしてきた時間に比べると、保育園生活ははるまきにとってはかなり賑やかで刺激に満ちたものになるだろう。しかし、可愛い子には旅をさせよ。はるまきは最初こそグズったものの、保育士さんにもよくしてもらい、半月もすると保育園バッグを私から取り上げて自らプレイルームに入って行くほどに慣れた。

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2013.01.20(日)
text:Yukari Takinami
photographs:Nao Nakai

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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