偏愛で生きやすい時代がやってきた

「昔は自分の偏愛をアピールする場がなかなかなかったけれど、今は、SNSなどがあって主張ができる。

 偏愛をしている人たちはそれを糧に生活することができている方も多い。

 副業も増えているし、共有欲も満たされます。一方で私たちは濃厚な情報を手に入れられ、自分でも偏愛の種を見つけられる。どちらにとっても幸せなことですよね」

 なるほど、そうだ。

 今は偏愛主義者が楽しく生きられる時代! 最高ですね。

猫の愚~ちゃんが気になる記事は?

 これだ! とばかりに前脚でぎゅっと押さえつけたのは、料理家の若山曜子さんが紹介している「一目惚れが止まらない脚付きの器」のページ。

 実は愚猫の飼い主が出張などのときは、ひとりで若山家にお泊りをしているので、若山さんは第二のお母さん的な存在であり、若山さんちの猫・モンちゃんは小さいときからの親友です。

 お気に入りの脚付きの器も見たことがあったかもしれませんね。

 そんなわけで、猫だもの。今回も色校の束の上で寝落ちした愚~ちゃんでした。

 偏愛を語ってくださった皆様、Fデスク、部員たちの愛情がたっぷりと詰まったCREA6・7月合併号は、8月頭まで店頭に並びますので、手にとってみてくださいね!

愚猫・愚~ちゃん。

まあまあ年のいった雑種の男の子。おもしろいぬ モコゾウの公式ライバル……にいつかなりたい。東京は中野区弥生町で生まれ、嵐の夜に拾われ、名前は、保護当初から繰り広げられた数々の愚行と、Perfumeの「あ~ちゃん」から。趣味はお水を飲むことで、水を飲んでいる姿がかっこいいと信じている。
●“飲水”Instagramアカウント @gooo_cat