アメリカ大統領選挙に グレートコンジャンクションの影響が
さて4年毎に行われるアメリカ大統領選挙ですが、木星と土星のグレートコンジャンクション時に選ばれた人は、在任中、何らかの憂き目に遭うことが多いのも興味深い事実です。
1860年 アブラハム・リンカーン 暗殺
1880年 J.A.ガーフィールド 暗殺
1900年 ウィリアム・マッキンレー 暗殺
1920年 ウォーレン・G・ハーディング 心臓発作(毒殺説あり)
1940年 フランクリン・D・ルーズベルト 脳出血
1960年 ジョン・F・ケネディ 暗殺
1980年 ロナルド・レーガン 襲撃されたが助かる
2000年 ジョージ・W・ブッシュ 例外的に大きな事件は起こらず、爆発しない手榴弾を投げつけられた程度で存命
(注:年号は選挙の年)
今回の木星と土星の会合が起こる直前、アメリカでは11月3日に大統領選挙が行われます。
この時期、この2惑星は山羊座の終わりの度数をゆっくりと進みます。
グレートコンジャンクションが起こる年に就任する大統領は生命の危険にさらされる、というカードを手に入れるのはトランプ氏か!? 興味深いです。
はみ出し者、異端の人が活躍する予兆が見える!
さて今回のグレートコンジャンクションは、自由を愛し改革精神を持つ水瓶座の0度で起こるのが特徴です。
過去の社会的、政治的、経済的な構造を壊し、新しいシステムを再構築するというテーマが、あらゆる面で模索されるでしょう。
水瓶座は風の星座で、組織に属さないアウトサイダーの一面を持つ星座。
アウトサイダーとは、組織や集団の部外者、外れ者、異端の人をさします。社会の枠組みにとらわれず、独自の思想や信念の元に行動する人です。
社会から疎外された人々の中から、新しい何かが生み出される可能性もあります。
おそらく次の20年間で、社会や経済を大きく変えるのは、ちょっと変わり者の「部外者の視点」かもしれません。
2020.05.27(水)
文=岡本翔子