Data 2月29日(土) 夜ごはん
台湾取材、最後の日の夕食は、カメラマンから辛いものが食べたいというリクエストがあり、忠孝東路の路地にある「四川呉抄手」へ。
土曜日だったこともあり、家族連れが大きな円卓を囲み、賑わってました。
頼んだのは「粉蒸排骨」。おそらく衣付きの揚げた豚スペアリブを蒸し上げたもので、さすが四川料理、かなり辛いです!
口当たりは滑らかで柔らかいのですが、一拍おいて「カーーーーッ!」となりました。しかし、カメラマンの手前弱音もはけず、私は必死で白いごはんを食べました。
続いて、店名にも入っている名物の「抄手」(ワンタン)を。
スープに浮かんでるわけではなくて、ラー油のようなタレ(紅油)を絡めて食べます。熱いうちに絡めたほうがいいです。
これまた辛いのですが、中からじゅわっと肉汁が出てくるので、少し緩和されました。
しかしさすがにおいしい~!
文藝春秋の近くにある「赤坂四川飯店」ですでに麻婆豆腐のおいしさに開眼していたのですが、こちらの麻婆豆腐もまたおいしいこと!
すかっと辛くて、でも決して辛いだけではなく、コクもあって、豆腐の水切り具合までおいしかったです。
辛いものにつぐ辛いもので、刺激に翻弄されていたところ、最後に出てきたシンプルな杏仁豆腐のおいしさたるや!
フルーツもなにもなく、ただ小さめに切られたツルンツルンの杏仁豆腐に大変癒やされました。
ちなみに辛いものをリクエストしたカメラマンが、杏仁豆腐を食べて「これがいちばんうまい…!」と言ったのを、聞き逃しませんでした。
ここまでの道のりが、杏仁豆腐を最高においしくしていました。
とはいえ、辛いものを自分から選ぶことはあまりないのでいい機会になりました。特に辛いもの好きには本当におすすめのお店です。
四川呉抄手
所在地 台北市大安區忠孝東路四段250號3
営業時間 11:30~14:30、17:30~22:00
アクセス MRT忠孝敦化駅から徒歩約2分
台湾特集スタッフの
ロケごはん日記
2020.05.12(火)
文・写真=CREA編集部
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