主食でありおやつであり、いつでも気軽に食べたい小籠包。台湾では小菜と一緒に楽しむのが正解!

 台湾在住の日本人コーディネーター 矢作晃之さんに、オススメ3軒をご紹介いただきました。


50年以上愛され続ける 正統派小籠包

◆蘇杭點心店 民生店

 カフェ感覚で気軽に入れる小籠包の人気店。

 小籠包はその日の気温によって生地の配合を変え、注文を受けてからこねることで、しっとりもちもちの皮に。

 ヘチマとエビの小籠包も人気で、具材の食感が楽しく、さっぱりとした味わい。ショウガや醤油はセルフ式。

 日本語メニューもある。

蘇杭點心店 民生店
(スーハン ディエンシンディエン ミンツェンディエン)

所在地 台北市松山區民生東路四段76號
電話番号 02-2716-0696
営業時間 11:30~21:00
定休日 無休
カード利用 不可

●小菜とは?

小籠包や牛肉麺などの店で、棚に並んでいる惣菜のこと。店によって種類はさまざまだが、小菜でその店のレベルがわかるといわれるほど、実は侮れない存在だ。メニューになければ棚から直接選ぼう。

2020.04.22(水)
Text & Edit=Chiaki Tanabe(Choki!)
Photographs=Nanae Suzuki

CREA 2020年5月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

おいしい、台湾。

CREA 2020年5月号

その一口できっと笑顔
おいしい、台湾。

定価820円

台湾を訪れると、いつも地元の人のあたたかさ、おおらかさに心癒されます。その笑顔の秘密は、日々の豊かなごはんなのかも。あつあつの小籠包に滋味深いお粥や豆漿、心ときめくかき氷とふわふわの豆花。おいしいものは元気をくれる。そんな当たり前だけど大切なことを思い出させてくれる旅をご案内します。