父親に教えられた 大切なこととは?

 そう飄々と語る自身の性格を「楽観主義」と分析する坂口さん。聞けば、他人からの評価もあまり気にしないタイプだそう。

「昔から父親に“自分の評価は自分で決めなさい”と言われてきたんです。それがこの自己愛の強さにも繫がっている気がして。エゴサーチはしますよ。

 でも、参考までに目を通す程度。そこでポジティブなコメントを見たら、嬉しいなとは思いますけど、気持ちの振れ幅はそこまで大きくない。

 ネガティブな意見を見ても“へー”と思うくらいです。

 なんとも思わないと言ったら噓になるかもしれませんが、そこで怒りの方向にエネルギーを使うことはないですね。

 基本的に僕は性善説を信じているので、誰に何を言われても優しい気持ちでいたいというか。

 それは自分自身が楽になるためにやっていることでもあるんですけど」

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坂口健太郎(さかぐち けんたろう)

1991年7月11日、東京都生まれ。2010年に「MEN’S NON-NO」の専属モデルとなり、14年に俳優デビュー。近作にドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」、「そして、生きる」(ともに19)などがある。21年には主演映画『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』が公開予定。

映画『仮面病棟』

平穏だった田所病院は、ある日突然、ピエロの仮面をつけた凶悪犯に占拠される。一夜限りの当直医・速水(坂口健太郎)と凶悪犯に撃たれて怪我をした瞳(永野芽郁)は、脱出を試みる中でいくつもの不可解な謎に遭遇していく。
全国公開中
http://wwws.warnerbros.co.jp/kamen-byoto.jp/

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応募〆切は2020年4月6日(月) 消印有効。詳細は誌面をチェック!

2020.03.30(月)
文=菅野綾子
撮影=永峰拓也
スタイリスト=檜垣健太郎(littlefriends management)
ヘアメイク=木村チカ(tsujimanagement)

CREA 2020年4月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

ポジティブな自分になれるもの。

CREA 2020年4月号

美容から人生変えてみる?
ポジティブな自分になれるもの。

定価820円

なんでもないことでイライラ、頑張っているのに空回り。そんな誰にでもある心のモヤモヤを、日々の美容の積み重ねで解消できればと思い、様々な専門家に取材しています。肌と心と体は密接に繋がっているから、スキンケアのテクスチャーが前向きな気分に変えてくれたり、腸を整えることでポジティブになれたりするものです。