CREA WEB読者の皆様、こんにちは。新人美容研究家のにらさわあきこです。

 新年を迎え、うっかりつけてしまったお肉をなんとかしたい……という方も多いのでは? しかし、年齢を重ねた身には、「食べない」選択肢はあり得ませんよね。

 そこで、オススメしたいのが、減らすのではなく、「+α」すること。今回は、私が実践していて、各方面で好評を博している3つの「+α」をご紹介したいと思います。

ランチやおやつの前に
絶え間なく食べる

 ひとつめは、携帯大根作戦です。生の大根をカットして、普段から持ち歩くのです。

 美容や健康に関心ある方なら、聞いたことがあるかもしれませんが、大根を最初に食べると消化吸収が助けられ、代謝がアップ。

 痩せやすい体になると言われます。これは、大根の酵素による働きが大きいので、「生であること」と「空腹状態で一番先に食べること」が大事です。

 量はさほど多くなくてよいです。私の友人の美容漫画家さんチームが量を変えて研究したところ、丸いままカットする際、1センチ分もあれば十分とのことでした。ただし、私自身はもう少し多めにいただくことが多いです。

今回参考にした本はこちら

「生大根ダイエット」

 ポイントはここからです。

 この生大根習慣を、家でだけ行おうとすると、結局、「週に一回食べた」くらいになってしまいがちになり、「おつまみとしてスティック野菜を食べた」レベルと変わらなくなります。それでも十分ヘルシーではありますが、体型には響きません。

 そこで、私がオススメしたいのが、携帯。

 大根1センチ分を生のまま、スティック状にして持ち歩き、ランチやおやつの前にぽりぽりと食べるようにするのです。忘れたら、コンビニなどでスティック野菜を買ってもいいですが、絶え間なく行うことが肝です。

 持ち歩く時は、タッパーやジップロックなどに入れる場合もありますし、取り出しやすいよう、紙コップに縦のまま入れて、ビニール袋で封をしておくこともあります。こうすると、さっと取り出して食べられるので、おやつタイムなどにもぱっと取り出せて便利です。

 私は味をつけていませんが、つけたい人は上質な塩を軽くつけてもいいでしょう。ただし、ドレッシングやマヨネーズだと、油やタンパク質とまじって大根の酵素が力を発揮しません。先に余計なものをお腹に入れない意識が大事です。

 大根を食べる習慣ができると、食欲も増しますし、逆に要らないものは食べ過ぎないようになります。適量で満足できる体質になれるのもオススメしたい理由です。

2020.01.12(日)
文=にらさわあきこ
写真=にらさわあきこ