ドラマ「デザイナー渋井直人の休日」(※)の師弟役で絶妙なコンビネーションを見せた、俳優の岡山天音さんと光石 研さん。

 何度も共演し、共通の趣味の話題でも盛り上がる仲良しのふたりが揃って高円寺へ繰り出しました。

 CREA WEBでは、CREA11月号に掲載中のインタビューの一部と、取材時のメイキングムービーを大公開!

(※)「デザイナー渋井直人の休日」

センスが良く、優しいのにモテない50代デザイナーの渋井直人(光石 研)とアシスタントの杉浦ヒロシ(岡山天音)を中心に、業界裏の悲喜こもごもを絶妙なタッチで描いたドラマ。2019年1月~4月、テレビ東京にて放送された。


古着&ラップという
ふたりの意外な共通点

 今年だけでも共演が3本。互いに洋服や音楽が好きという趣味人でもある、岡山天音さんと光石 研さん。

 ドラマ「デザイナー渋井直人の休日」での、渋井さんとアシスタントの杉浦くんの掛け合いに萌えた女子は数知れず。

 今日は、岡山さんの案内で、高円寺の「古着屋 深緑」へ出かけました。

光石 高円寺って、ほぼ初めて来たけど、たくさん古着屋さんがあるんだね。驚いた。

岡山 そうなんですよ。建物の2階も古着屋ばかり(笑)。品揃えが違っていて面白いですよ。

光石 高円寺にはよく来るの?

岡山 はい。「深緑」はスタイリストさんに薦められました。変わったものも置いていて、店長さんのお話が面白いんです。

 光石さんは古着は着ますか?

光石 上京したての頃は全身古着だったよ。80年代の話だけどね(笑)。アメリカン50 ’sの服が好きだったの。

 天音くんは、役ではおっとりしたイメージだけど、実は結構とんがってるよね?

 ハードコアなラップが好きだし、私服では黒をよく着ているし。

岡山 黒ばっかりですね。光石さんも昔、ラップを聴いていたとおっしゃってましたよね?

光石 チカーノラップね。実は今度、『ブラック校則』という作品でラッパーの役をやるんだよ(笑)。

岡山 ラッパーですか!? 

光石 工場の労働者4人グループで、ほかの3人は外国人。

 「YO! YO!」とか言うんだろうね(笑)。

2019.10.19(土)
Text=Tomoko Kurose
Photographs=Masumi Ishida
Styling=Haruki Okamura〈Okayama〉
Hair & Make-up=Kumiko Yamada

CREA 2019年11月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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