◆巖邑堂(がんゆうどう)
「つきみてよ」
眺めて食べて楽しい
お月様の最中
満月、十三夜月、上弦の月、三日月、繊月、新月と月の満ち欠けを最中皮で表現した、なんとも風流な和菓子。
抹茶と大納言の満月、イチゴと黒糖あんの十三夜月、カラメルナッツの上弦の月など、中の餡がそれぞれ違い、味も見た目も捻りが利いている。
この最中を手掛けているのは、明治4年創業の静岡の老舗和菓子店「巖邑堂」で、先代の遺言“満つれば欠ける”を5代目店主が和菓子で表現した「日本橋髙島屋S.C.本館」オリジナル商品だ。
巖邑堂(がんゆうどう)
2019.04.17(水)
文・構成=Five Star Corporation
撮影=釜谷洋史