冬の夜は、湯たんぽを
沸かします
ファン助産院では、秋が深まってくると、夜、湯たんぽを作るようになります。そして、入院中のお母さんたちのふとんの中に入れます。
足元の方に湯たんぽを入れてふとんの中を温めておくと、足を入れた時に優しい温かさに包まれ、気持ちよく眠りに入ることができます。
湯たんぽもいろいろなタイプがあってお好み次第ですが、私がずっと使ってきたのは昔ながらのブリキの湯たんぽです。
ブリキの湯たんぽは、ガスレンジの直火にかけられるものもありますが、熱くなりますのでやけどしないように注意してください。
助産院では、湯たんぽができると、それを手作りのカバーに入れ、タオルで包んでお母さんたちのふとんの足元に入れていきます。
杉山富士子先生(ファン助産院院長)
1944年、山梨県生まれ。OL時代を経て二児を出産したのち、37歳の時に助産師資格を取得。1984年、東京都杉並区の現在地にファン助産院を開設して、これまでに5,000人を超える赤ちゃんをとりあげる。
ファン助産院杉山先生に聞く すぐできる冷えとり養生
2018.10.30(火)
文=河合 蘭
企画・撮影=深野未季
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