お灸も、貼るタイプを使えば
自分でできます

 お灸は、もぐさが詰まった紙筒に点火し、シールで貼るだけのタイプもあります。一般的な薬局で市販されていますので、それを使えば、自分で三陰交にお灸をすることができます。

 押してみて、響くところ、痛気持ちいいところがツボの正しい位置です。ツボは、正しい位置がとらえられたら、そこを指で押すだけでも効果があります。

 お灸は、ごく軽いやけどをさせて、その刺激で血液中の 赤血球、白血球、血小板、免疫物質などを増やし、それらの活動を高めています。

 でも、熱さを我慢する必要はありません。「熱くなりそう」と感じたら、その時点で取ってしまってかまいません。我慢しすぎると火ぶくれになることがあります。

2018.10.30(火)
文=河合 蘭
企画・撮影=深野未季