電子レンジで
「ぬか袋」をチン

 ぬか袋は、市販のものもありますし、手作りをする方は、スーパーで売っている「煎りぬか」を入れて作ります。

 助産院で使っているものは15×20センチのサイズで、中には煎りぬか200グラム、米粒150グラム、塩50グラムが入っています。これらを晒木綿などの内袋に入れ、それを表袋に入れて二重にします。

 電子レンジにかける時間は700ワットで2分くらいです。それ以上長く加熱すると焦げます。これで、小一時間は温かさが持続します。

 当てる場所はお腹もしくは腰が一般的です。腰には大切なツボがたくさんあります。背中を、腎臓のあたりで温めるのも、とても気持ちがいいものです。

 長時間のデスクワークで肩こりがつらくなったら、ストレッチと合わせてぬか袋で肩を温めてみてください。

2018.10.30(火)
文=河合 蘭
企画・撮影=深野未季