働くオンナのプチプラコスメ 2018春
#04 チーク
働くオンナは忙しい! かといって、メイクの手を抜くわけにはいかない。でも実は、ほんのときどき、ちょっぴり面倒……。そんな揺れる乙女心を救う、プチプラコスメを7回連続でお届け! 今回は、今どきメイクの要、チークのレコメンド品をご紹介します。
◆カネボウ化粧品
ケイト 3Dコントラスティングチークス
今回からは、最低限の「メイクしてる感」を出すためだけじゃなく、メイクを楽しんだり、よりキレイな印象に仕上げたりするためのアイテムをご紹介。
まず最近のメイクトレンドには欠かせない、チークです。チークは若いコだけのものではありません。チークをちょっと入れるだけで疲れ顔は吹っ飛び、今っぽさもプラス出来る、大人のオンナにとってもありがた~い存在なのです。
でも最近のプチプラブランドのチークって、見た目も可愛いし色バリエも多く、どれもホントによく出来ていて甲乙つけがたい。
そんな中でどれが頭ひとつ抜けたのか。それが、ケイトのパウダーチークです。
ケイトのパウダーチークは、右側は血色となる少し濃いめの色、左側は微細なパールの利いたハイライトカラー、の2色セット。
公式な使い方は、左の色をこめかみから頬に向かって幅広く入れ、次に右側の色を頬骨に沿って少し幅細目に入れる。すると、頬骨の骨格が際立って立体小顔が作れる、という、“立体感”を出すための2色。
なのですが、左のハイライトカラーは、濃い方の色を周囲の肌色とうまくなじませる要素もあるので、最後に上からもう一度塗ってもいいし、他の部分のハイライトとして、なんならまぶたや眉下の目元にふわっと入れて、アイメイクに使っちゃってもイケる(個人的な見解です、色によります)、そうするとチークとつながり感のあるメイクになるetc.……と、応用範囲の広さも魅力です。
しかし! 最も訴えたい魅力はコレ、付属のブラシ!
プチプラに限らず一般的なパウダーチークの付属のブラシの難点として、「平筆型しかケースに入れられない」という点があります。でも平筆だと、どうしても入れ方が決まってきてしまい(慣れてないと色がスジっぽくついちゃったりしますよね)、先端が丸型や、だ円型のチークブラシと比べると、広い範囲に丸くふんわり入れたりするのは難しい。
だから、携帯用のチークブラシを別に買っていつも持ち歩いている、という女性も多いと思います。
でもコレは、中央で折るだけで約20ミリ幅(プチプラ美調べ)の、丸というかスクエア型のブラシになるので、外出先でもスジっぽく色がついたりせずに入れられる! 折らなければもちろん平筆として使えます。
初めてコレを折って使ってみた時は、なんて画期的! とホントに感激しました。考えついた人のアイデアが素晴らしい~。
あらゆるメイクアップアーティストが、メイクが上手くなるコツのひとつは「よい道具を使うこと」と道具の大切さを説いているように、ブラシひとつでメイクはぐっとキレイに簡単になります。特に、慣れていない人ほどよい道具を使う方が、失敗しない。
だからプチプラで、持ち運べるサイズの中にこのブラシを収めたケイトはホントにエライ。
ジャパニーズ・プチプラコスメってホントにすごい、と改めて感心しきり。
ちなみにブラシの毛もしっとりしていてめちゃめちゃ柔らかく、チクチクしたりしませんよ。
ケイト 3Dコントラスティングチークス
全6種 各1,500円
http://www.nomorerules.net/all_products/face.html
◇カネボウ化粧品
フリーダイヤル 0120-518-520
https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/
●私はココで購入しました
「ミネドラッグ」
プチプラ美
高級コスメにうっとりしつつ、デイリーメイクにはプチプラコスメも出番多し、の美容メインのなんでもライター。編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。……なのに寄る年波で部分的な毛穴の開きやテカリも気になる。スペインとお肉とオヤジ俳優好き。
Column
大人がうっとり♡ 優秀プチプラコスメ
大人にもオススメしたい、大人にこそ使ってほしい優秀なプチプラコスメ。コスメファンのプチプラ美が、いつものあのショップで見つかる、使ってよかったアイテムを紹介します。
2018.04.03(火)
文・構成=斎藤真知子