おじぃ選りすぐりの沖縄ごはんの旅で元気をチャージしよう!
「グルメ観光じゃなくて、沖縄の食材の豊かさ、料理するうちな~んちゅ(沖縄人)の真心、この島のあったかさをお腹いっぱい味わうごはんを食べてほしいわけさぁ」
と言うのは沖縄在住の名物カメラマン、“タルケンおじぃ”。雑誌や書籍でCREA世代の女優や作家と数多くの仕事をしつつ、彼女たちの個人旅行の案内でも大活躍。
そんな旅女子に大人気のおじぃ流沖縄案内をまとめた『南方写真師タルケンおじぃの沖縄島旅案内』でも、「食」への愛はダントツ。
自他ともに認める食いしん坊おじぃが、日夜かめかめ(食べて食べて)調査して紹介する、おいしいもの記事を読むと、お腹の底から「食べたい!」の声がわき上がってくる。テイクアウトできる名物、地元で人気のふだんのごちそう、沖縄方式の呑み方、美肌に効く夜食、絶品薬膳スープ……、硬軟とり揃えたフォーメーションにうっとり。おいしい旅の、なんと幸せなことか!
「沖縄に伝わる食には、“食べるものが命の薬(ぬちぐすい)”という、スローフードの精神があるわけ。仕事や恋に疲れてしまったら、沖縄島でごはんをたっぷり食べたらいいさぁ。心にも体にも元気がチャージできるはずよぉ。ねぇねぇたちよ、かめかめ~」
おじぃから泡盛の美味しい呑み方を紹介
1:泡盛に酒器、チェイサーの水を添え、酒席を整える
2:ちぶぐわぁ(盃)にカラカラ(酒器)から泡盛を注ぐ
3:ちぶぐわぁを鼻に、かばぐわぁ(香り)を味わう
4:舌先を湿らせる程度、ちびちびっと泡盛を舐め味わう
5:指先についた泡盛の水滴は、美容水。お肌に髪に潤いを!
2012.04.14(土)
photographs:Kengo Tarumi
text:Reiko Oishi
illustrations:Ai Joraku