大変さから後回しにしがちな、窓ガラスの掃除。私も日頃は手が回らず、しかも年末の大掃除では寒さにめげて結局そのまま……という状況です。実際、セールス・オンデマンドの調査によると、窓掃除をしている人は86.8%と多いのに、“月に1回以上する”人は、窓掃除をしている人の内、たった25%だったそう。
掃除したいけど、したくない。そんな悩みを解消してくれる窓掃除ロボットが登場するということで、早速見てきました。
一度に両面が拭けるからすごく便利
RF「windowmate (ウインドウメイト) RTシリーズ」
64,800円~69,800円(税抜)
https://windowmate.jp/
窓掃除ロボットはこれまでに他メーカーも販売していますが、ほとんどが窓ガラスに本体を吸いつけて、片面ずつ拭いていくものでした。「ウインドウメイト」は、永久磁石が内蔵された2つのユニットで窓ガラスを挟み、一度にガラスの両面を拭けるのがポイント。
磁力で固定され、かつ充電式なので、他メーカー品で心配される急なコンセント抜けやバッテリー切れによる落下も防げます。最大7時間のフル充電で約90分間の使用が可能です。
開発は韓国RF社が担当。セールス・オンデマンドが日本総代理店として販売します。
挟んで磨く構造だから
様々な窓に対応!
「ウインドウメイト」は窓ガラスの厚さにあわせて、モデルを全4種類を用意しています。厚さが5~10ミリなら「WM1000-RT10PW」、11~16ミリなら「WM1000-RT16PW」、17~22ミリなら「WM1000-RT22PW」、23~28ミリなら「WM1000-RT28PW」。
これにより、一般家庭でよく見かけるシングルガラスやワイヤー入りガラスはもちろん、寒冷地でおなじみの断熱性の高いペアガラスでも使用できるんです。
窓枠からガラス面までの段差が3ミリ以上必要なので、窓枠のない窓はNG。また、床に対して垂直でない天窓や、ステンドグラスのように凸凹の多い窓などにも使用できませんが、こうした特殊な窓ばかりの家は多くないので、大きな問題ではないかも?
窓枠からガラス面までの段差や、窓ガラスの厚さなんてわからない! という人のために、「窓厚メジャー」を用意しているのもおもしろいところ。
窓ガラスを挟むと、厚さと対応モデルが一目でわかります。このメジャーは、公式ストアでカタログを資料請求すると一緒に送付してくれます。近くの販売店舗でも入手できるようになるそうです。
窓ガラスから6センチ以上のすき間があれば、写真のような格子窓でも使用OK!
2018.02.16(金)
文・撮影=齋木香奈美