「重要参考人探偵」における役作り

――17年放送のドラマ「重要参考人探偵」では、シモン・藤馬役として、玉森裕太さん、小山慶一郎さんとの楽しい掛け合いも魅せてくれました。

 とても楽しい現場でしたが、今までやったことのないタイプの役で、あまりに自分とかけ離れすぎていましたし、最初はやっぱり悩みました。メインとなる3人が全員イケメンでなければいけないという決まりのなか、僕は三番手のイケメンとして何を出せばいいのか、2人があまりに圧倒的なイケメンなのでしっかり自分でキャラを立てなきゃいけない、と。そして、総合的にバランスを考えた結果、あのような感じになりました。

――具体的には、どのようなアプローチだったのでしょうか?

 監督からは最初、「及川光博さんみたいな感じで」と言われたんですが、自分が原作コミックを読んだときのイメージが「りゅうちぇるさん+ローラさん÷2」だったこともあり、できるだけそっち寄りにしてみたんです。でも、あまりふざけすぎるとイケメンじゃなくなるので、絶妙なラインを狙ってみました。それで、現場でだんだんコツを掴んでいった感じですね。

<次のページ> これ以上過酷な現場はないと思った最新作『風の色』

2018.02.09(金)
文=くれい響
撮影=平松市聖
ヘアメイク=赤塚修二
スタイリスト=五十嵐堂寿