ハワイで暮らしはじめて、ナチュラルでオーガニックなものに囲まれて暮らすことの快適さを知ったという吉田茜さんは、流行に敏感なおしゃれ女子である一方で、ばりばりの“働きマン”。彼女が日々の生活の中で見つけた、「おいしい、うれしい、大好き!」には、旅のプランニングに欠かせない「食べる・買う」情報が満載!

 今回から3回にわたり、ハワイのレストランシーンで注目のキーワード、「地産地消」をかかげるホテルレストランを紹介する。

◆レストラン #01
フラ・グリル・ワイキキ
[アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート2階]

 ワイキキビーチの目の前に建つ「アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート」。こちらの2階にあるのが、「フラ・グリル・ワイキキ」だ。

目の前がビーチ、左方向にダイヤモンドヘッドを望む。

 バカンスを満喫する人たちで賑わうワイキキビーチは、開放的で幸せなムードにあふれている。そのビーチを見下ろす位置にあるフラ・グリル。波の音とビーチのほどよい喧騒をBGMに、ハワイ産の食材をふんだんに使った料理が楽しめる。

 たとえば「ハワイグロウンサラダ」は、ナロファームのラディッシュ、インゲン豆、ハマクアのナッツ、オツジビーツというように、ハワイで育った野菜をふんだんに使用。マウイ島クラ産のストロベリーバルサミックビネガーのドレッシングでさっぱりいただくひと皿だ。

ハワイグロウンサラダ 14ドル。ブルーチーズが味のアクセントに。

 腹ペコで、がっつり食べたいときには「グアバBBQチキン」がおすすめ。しっとりと焼き上げられた鶏肉のソースは、グアバの甘みを効かせたバーベキューソース。ジューシーな鶏肉の旨みとソースの相性は抜群。

グアバBBQチキン 25ドル。

 ハワイ料理のアヒポケと、メキシコ料理のタコスを組み合わせた「ポケタコス」は見た目もユニーク。

ポケタコス 16ドル。

 マリネしたアヒ(マグロ)のポケ(切り身)をトルティージャで包んだタコスが、アボカドディップの上にちょこんと鎮座する。マグロとアボカドというゴールデンコンビに、マイルドなごま油の風味が加わり、トルティージャの塩気がいい塩梅。お酒と一緒にいただきたい一皿だ。

フラガールがゆるく描かれたお店のサインボード。

Hula Grill Wikiki
(フラ・グリル・ワイキキ)

所在地 Outrigger Waikiki Beach Resort 2F, 2335 Kalakaua Ave, Honolulu
営業時間 6:30~22:00
http://jp.outriggerwaikiki.com/Dining-Activities.aspx
※アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート内

吉田 茜(よしだ あかね)さん
2010年楽天株式会社に入社し、2016年、楽天トラベル国際営業部ハワイ・ミクロネシア営業グループ マネージャーに。2017年、楽天トラベルハワイ(Rakuten Travel Hawaii, LLC)設立と同時にゼネラルマネージャーに就任し、楽天トラベルにおいて女性最年少役員となる。現在ホノルルに在住。ハワイでオーガニックライフにはまり、生活用品や食材に気を配る生活を続けたところ、長年悩んでいた偏頭痛が軽減。ハワイに遊びに来る友人知人の間では、彼女がおすすめのレストランやお土産をピックアップした「AKANEリスト」が出回っているとかいないとか。