雪景色を撮影するコツ その2
「単調な景色の中でポイントを見つける!」
次に重要なことは構図である。何かと単調になってしまいがちな雪景色は、画面の中にポイントとなるものを見つけることが鍵となる。
例えばベンチや建物など。また木々が立ち並ぶ森では1本の木だけにピントを合わせ、被写界深度を浅く(F値の数字を小さく、F2~5.6ぐらいまで)して撮ると、1本だけが際立って幻想的な写真になる。
また、雪景色は自然の風景だけに限ったことではないので、街中の雪と人工物、雪のクローズアップなどにも挑戦してみよう。
2017.02.21(火)
文・撮影=山口規子