雪景色を撮影するコツ その2
「単調な景色の中でポイントを見つける!」
サヴォンリンナには沢山の湖があり、冬は凍結しその上に雪が積もる。一面真っ白になり、まるで陸地のように見える。写真はペーロスヤルヴィ湖。
次に重要なことは構図である。何かと単調になってしまいがちな雪景色は、画面の中にポイントとなるものを見つけることが鍵となる。
白樺の森では音のない世界が広がっていた。
例えばベンチや建物など。また木々が立ち並ぶ森では1本の木だけにピントを合わせ、被写界深度を浅く(F値の数字を小さく、F2~5.6ぐらいまで)して撮ると、1本だけが際立って幻想的な写真になる。
サヴォンリンナの街中では昔ながらのかわいい木造住宅を見ることができる。
また、雪景色は自然の風景だけに限ったことではないので、街中の雪と人工物、雪のクローズアップなどにも挑戦してみよう。
木の表面に張り付いた雪のクローズアップ。
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- 文・撮影=山口規子
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