超音波振動で予洗いの手間を軽減

 衣替えで出したシャツを見て「しっかり洗ったのに、襟周りが黄ばんでる」と不思議に思ったことはありませんか? 「黄ばみ」の原因は「皮脂汚れ」。襟周りや袖口など、肌と生地が擦れやすい部分の繊維には皮脂汚れが染み込みやすく、放置すると酸化して黄ばみになり、そこにホコリなどが付着すると「黒ずみ」になるのだとか。

 黄ばみや黒ずみは時間が経つと落ちにくくなるので、皮脂汚れが付きやすい部分は、洗濯前に手でこすり洗いをするなど、丁寧な予洗いが必須です。とはいえ、手で部分洗いをすると時間がかかるし、生地も傷みそうだし、肌は荒れるし、と良いことは一つもなし。

シャープ「超音波ウォッシャー UW-A1」
オープン価格(実勢価格約15,000円/税抜)
http://www.sharp.co.jp/sentaku/uw/

 そこで、今回注目したのがシャープの「超音波ウォッシャー UW-A1」。これまでの部分洗いの不満をマルッと解決してくれる、ハンディ洗濯機です。

 キャップを外すと、先端部分には毎秒約38000回という超音波振動する金属板「ホーン」が搭載されています。超音波振動を使うことで、衣類を傷めずに頑固な汚れを落とせるのだとか。早速試してみました。

 洗うのはこちらのシャツ。前日に着ていたのですが、襟周りが若干黒く汚れています。また、頬杖をついたときに擦ったのか、袖口にファンデーションらしき汚れも……!

2016.11.24(木)
文・撮影=齋木香奈美