夏の過酷な肌ダメージを残さず、近づく乾燥の季節を迎えうつにはどうしたらいいか? CREA美容班も試行錯誤中……。

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【CLEANSING】

左から:
オイルだけれどリキッドのようなみずみずしさが魅力
「オイルだけど、心地よさは抜群。ジュニパーベリーとゼラニウムローズの香りが心地よく、いつまでも感じていたい」(H子)。W洗顔不要。オイルクレンジング アディクション 150mL 3,500円/ADDICTION BEAUTY
ローズや蘭の豊潤な香り。メイク落としが楽しみに
「適度な厚みを感じつつメイクとなじませられます。後肌は、驚くほどなめらかでふかふか。疲れ切ったときにはコットンになじませて、ゆっくりと肌を癒したい」(N子)。クレ・ド・ポー ボーテ レデマキアンドゥー 200mL 6,000円/資生堂インターナショナル
ホイップクリームのような濃密な泡立ち。肌負担感はゼロ!
「肌にのせてもまったくすべり落ちないほどの弾力泡。肌荒れが気になるときでも刺激が少なくてうれしい」(M子)。カサブランカをアレンジした優雅な香り。イルネージュ ウオッシング 130g 9,000円/メナード

M子 今回私はメイク企画を担当したのですが、やっぱり素敵でした! でも、撮影があったのはまだ暑さが厳しい7月末で。すぐ実践したら、燦々と照り付ける真夏の太陽の下では「なんか違う」感がぬぐえず……。

N子 同じような色の口紅でも、やっぱり春夏ものと秋冬ものは微妙に色が違うからね。去年の取材でも、ヘアメイクのKUBOKIさんが「旬のアイテムを使うべき」って。

T子 作家の山内マリコさんも「メイクが古くならないように、アイテムはアップデートする」と。

H子 「美白とベースメイクは最新のものを」というけど、メイクにも言えるのかも。今のトレンドは、その人の特徴を美しく見せることが軸にあるからこそ、例えばマスカラだとボリュームを盛るのではなく、繊細なつきのものが多いのかも。

M子 確かにそうですね。

N子 この記事が公開される頃には、気候も秋モードになってるといいんだけど……。残暑に顔を出す肌ダメージほどやっかいなものはないから、気をつけなきゃ。実は私が季節の変わり目に注力するのは“落とすこと”。

T子 え、意外ですね。

N子 夏って日焼け止めとかもしっかり塗るし、きちんとリセットしないと次に入れ込むアイテムが効果を発揮してくれないように感じるから。

H子 なるほど。私は基本、夜はオイル系+洗顔料のW洗顔派。ただ、朝の洗顔時にオイルを使って夜中の汚れと皮脂を落とすなど試行錯誤中です。

M子 私は刺激のないことが大前提だから、ミルクタイプ。体温でなじみやすいものを洗い流しています。

T子 私もオイルでメイク落とし、泡で出る洗顔料でのW洗顔です。“落とす”ものって本当に好みが分かれますね。

N子 自分に合ったものを見つけて、入れ込める肌作りをしたいですね。

●EDITOR'S PROFILE

N子
40代の担当ライター。学生時代以来、久々に古着熱が高まり中。品数豊富なシーズン初めが重要なので、そろそろ秋物ハントに行きたい。

M子
29歳。この夏は、地元の花火大会に行ったり、浴衣を着て蛍狩りに行くなど”日本っぽいこと”を満喫しました。

T子
35歳。スケードボードに挑戦したい! 2020年のオリンピックで正式種目になったので、競技人口も増加するかも!?

H子
36歳。実家から届く叔父の趣味の野菜と母の赤紫蘇ジュースでメンテナンス。出身地のものは体に合うと実感。

2016.10.05(水)
Text=Noriko Masumoto〈alto〉
Photographs=Hirofumi Kamaya

CREA 2016年10月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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