メイクからスキンケアまで、この春注目のアイテムをピックアップ。「明日のための週末美容」特集を担当したCREA編集部美容班のこぼれ話に、きれいになるヒントが隠されているかも。
遊び心のあるメイクアップ
2:リップ バーム(左から、01、05) 各3,700円/トム フォード ビューティ
(1) ひと手間かけたような端正な口もとに
「浮ついていない色バリエで存在感あり。レッド系は、アイメイクの色を選ばず、かなり使えます」(M子)
ベルベットのような濃厚発色。パッケージがルージュそのもののデザイン。
(2) 軽やかな色づきでケアしながら唇を彩る
「見た目ヴィヴィッドでも、軽い発色。唇をうるおい膜で包み込み、一日中乾きません」(N子)
携帯に便利な小さめサイズがキュート。
5:B.A カラーズ リップスティック(左から、BP、CO) 各6,000円/ポーラ
(3) B.Aのメイクが登場! 大人にも似合う冒険色
(4) 繊細に煌めくグリッターで遊び心のあるメイクに
「一見バブリー感のあるグリッターは、つけると絶妙な洒落感でさすが、と感心。マキシマイザーとセットで使って、立体感のある唇に」(K子)
(5) プランプ&ラメ効果で唇をボリュームアップ
「鮮やかなリップカラーは塗ると唇に溶け込むセミマット」(A子)
豊かな表情に寄り添うように、唇の動きを考慮した処方設計。
レ・メルヴェイユーズ ラデュレ
フリーダイヤル 0120-818-727
トム フォード ビューティ
電話番号 03-5251-3541
パルファン・クリスチャン・ディオール
電話番号 03-3239-0618
ポーラ
フリーダイヤル 0120-117111
M子 今回、担当した企画で「これは!」っていうポイント、聞きたいです。
A子 私は「乾いた肌にうるおいを補給する」を担当しました。それで、水井真理子さんに5年ぶりくらいにお会いしたの。以前施術をしてもらったんだけど、その時に話した私の家の環境とかを事細かに覚えてらっしゃってびっくり! そして個人的に「左ばかりにシミが出るんです」と相談をしたんだけど(笑)、「代謝が落ちているようだから、クレンジングに倍の時間をかけてみて」とアドバイスされて。続けていたら、1週間経たずに肌の小さなブツブツが消えて、肌触りもすべすべに。首を流すことが大事、とも言われたから、早速、実践しています。
N子 首といえば、「薄着になる準備をはじめる」を担当したんだけど、お話を聞いたお二人とも、「鎖骨がVの字になって肩が上がっている=首が短く見える」「首が長くなると小顔に見える」と。首まわりで、だいぶ印象が変わるんだと、改めて感じました。
M子 首まわりの凝りは、目の疲れも大きく関係しますもんね。「目の基礎体力を上げる」という企画で取材したクリニックで眼精疲労治療を受けたんだけど、自分では疲れている意識はなかったのに、夕方になって目の奥が軽い! と実感。目の“中”も疲れているんだな、労わろうと思いました。
K子 私は今回「リラックス肌」の企画を担当したんですが、本当に、ファンデーションの質がよくなっているなぁ、としみじみ。ツヤがあるミニマムなロースキンが、テクニックレスで簡単につくれるようになって、本当にうれしい。
M子 ファンデーションののびがよすぎて、まったく減らないんですよね……。
A子 ほどよいカバー力がありながらもナチュラルな仕上がりだから、コンシーラーとかも不要だし、メイク直しも最小限になったかも。
K子 手早くできるから、メイク時間も短縮できて、いいことだらけ!
N子 一時期、レタッチしたモデルさんの肌に近づきたいと、若い子でも高カバーのクリームファンデの需要が高い傾向もあったけど、今は、本当に素肌感重視。薄膜で仕上げれば、くずれも少ないし、楽だものね。
K子 アイメイクも、ラフに指づけできる“面”で楽しむものが増えた気がします。各ブランドから単色アイシャドウが多数出ていて、マットやツヤの質感の違いで遊べる傾向にありますよね。
A子 アイメイクがミニマムになると、リップの印象を強めたくなるよね。今回紹介しているB.Aのリップは、かなりヴィヴィッドだけど、つけやすさ抜群でした。
M子 メイクも肌も春モードに着替えて、素敵な週末を過ごしたいですね!
●EDITOR'S PROFILE
A子
40代前半。前屈みの姿勢が多く、首まわりにシワが……。首まわり&肩甲骨のケアに入浴前&後のストレッチを習慣化。
M子
30代後半。日曜夜のセルフネイルが習慣に。ゆったりと指先を美しく整えると、月曜の朝からテンションがアップ!
K子
20代後半。審美目的で歯の矯正を開始したところ、間食が激減。カイロプラクティック効果も併せ、4カ月で3kg減。
N子
40代の担当ライター。ここぞという日のUV対策は、日焼け止め+厚塗りベースメイクと、夜のシートマスクがマスト。
2018.03.26(月)
Text=Noriko Masumoto(alto)
Photographs=Hirofumi Kamaya