花盛りの芸術祭から
ニューカマーをピックアップ
さいたま市内、3つの地域で開かれる芸術祭。チェルフィッチュ主宰で演劇作家の岡田利規が初の映像演劇作品を作ったり、写真作家の野口里佳は生まれ育ったさいたま市を撮り下ろした新作を発表したり。小説家の多和田葉子も、自身の文章を使ったインスタレーション展示を試みる。
各界で着実な仕事を積み重ねる実力者がずらり並んで、それぞれが新しいことに挑戦している。表現の「凄み」に触れられそう。
『さいたまトリエンナーレ2016』
会場 与野本町駅~大宮駅周辺ほか、埼玉県・さいたま市内各所
会期 2016年9月24日(土)~12月11日(日)
料金 入場無料
電話番号 048-829-1225(さいたまトリエンナーレ実行委員会事務局)
http://saitamatriennale.jp/
2016.10.02(日)
文=山内宏泰