オプションで小学校に泊まる体験も
今回のツアーでは宿泊のオプションを選んだので、日帰りのメンバーとは夕方に十日町駅でお別れ。
夜の部では、舞台鑑賞に絶景温泉、夜のアート鑑賞を経て、宿泊場所の「三省ハウス」で夕飯と、お楽しみがてんこ盛りの内容でした。
夜のオプションで面白かったのが、2014年に閉校した小学校を使った「奴奈川キャンパス」の体育館での「珍しいキノコ舞踊団+日芸洋舞有志」によるパフォーマンス。題目の「with オーディエンス」の言葉通り、観客も一緒になって楽しむ公演!
自他ともに認めるダンス音痴な私……と、気おくれしたのもつかの間、難しいステップを踏むわけでもない、とにかくゆる~いダンスを、汗をかきながら見て踊って楽しんで、あっという間の1時間。普段、機会もないし興味もなかったダンスにこんなに夢中になるなんて、自分の中の新たな扉が開かれた瞬間でした(笑)。
露天風呂から雲海を見下ろすことができる「まつだい芝峠温泉 雲海」で汗を流し、ツアーの宿泊場所となる「三省ハウス」へ。ここは1955年(昭和30年)に建てられた、三省小学校をリノベーションしてオープンした宿泊施設。木造校舎の6つの教室が宿泊スペースになっていて、男女別のそれぞれの教室に2段ベッドを8台ずつ設置。なんだか小学校時代の林間学校を思い出します。
右:地産地消の夕食。大人の飲み物(麦酒)は別途350円。
ブッフェスタイルの食事は山の幸が満載で、おいしい新潟米も好きなだけ! 作品のギャラリーを兼ねた休憩ルームにはゆったりとソファが置かれていて、眠る前にひとりでのんびり読書、ということもできます。
私がツアーに参加した日は、ちょうど林間学校でやってきていた現役小学生たちと同宿。子どもたちの姿を目にすると、ますます小学校時代にタイムスリップした気分に。
右:別の集落に続く階段。早起きして周辺の散策も気持ちいい!
2016.09.28(水)
文・撮影=CREA WEB編集室