夏バテの体にはアジア飯で元気回復！ 東京マレーシア料理店の看板メニュー9選

◆八丁堀「マレーカンポン」
カレー味のスパイシーつまみ

 “マレーシア屋台風居酒屋”をコンセプトに、2009年にオープン。提供する約50種の料理は、現地で人気の屋台料理。客席から厨房がみえるこぢんまりした店で、サンバルソースの香りが立ち込める空間。まるで現地の屋台にトリップしたような気分になれます。

「カレーパフ」(420円)。インドのおやつ、サモサによく似ている。(写真提供：杉さん)

 この店でかならず注文するのが、スパイシーな軽食「カレーパフ」。

 カレー粉で味つけしたじゃがいもを小麦粉の皮で包み、高温の油でからりと揚げた一皿です。さくさくの生地のなかに、ほくほくでスパイシーなじゃがいもがたっぷり入っています。

 もうひとつ、さっぱり系ごはんとしておすすめしたいのが「チキンライス」。

「チキンライス」(980円)。生姜と唐辛子の2種のタレ付き。沸点ギリギリのお湯でゆでた鶏はしっとりやわらかい。ほんのり甘みのある黒醤油をかけていただく。

 中国から渡ってきた海南島出身の人が、マレー半島で考案したといわれるチキンライス。ゆで鶏と旨みたっぷりのごはんのコンビです。油をほとんど使っていないので、胃にすっとおさまるやさしい味わい。

 「マレーカンポン」のチキンライスは、酸味を加えた爽やかなチリソースが絶品。鶏肉にたっぷりつけて、食欲に火をつけましょう。夏にチキンライス、合いますよ～。