「新じゃが」のマクロビレシピ

■材料(作りやすい分量/約2人分)
【ニョッキ】
・新じゃが(じゃがいも):200g
・片栗粉:40g
・塩:小さじ1/4
・乾燥ワカメ:1g

【ソース】
・ココナッツクリーム:150g
・塩:小さじ1/8~
・ニンニク(すりおろす):少々

・黒こしょう、アーモンドパウダー:適宜

■作り方
(1) じゃがいもは洗い、皮ごと一口大にカットしてから蒸して、皮をむく。

ジャガイモは熱いうちに皮をむくときれいにむきやすい。その際やけどをしないように注意すること。

(2) 乾燥ワカメはミルミキサーでパウダー状にしておく。
(3) フードプロセッサーに、(1)のじゃがいもと(2)のワカメ、片栗粉、塩を入れて撹拌する。

フードプロセッサーを使用する場合は材料を一度に加えてOK。
出来上がりの生地の状態。

(4) 作業台に取り出して、棒状にしてから一口大にカットして丸める。

丸めてから中央を少し凹ませるようにすると茹でる際に火の通りが早い。

(5) 鍋に湯を沸かして、塩少々を加え(分量外)ニョッキを茹で始める。
(6) ソースの材料をフライパンに入れてふつふつと沸いてきたら1、2分ほど加熱して火を止める。

【仕上げ】
茹でたニョッキをフライパンのソースと絡めて器に盛る。黒こしょう、アーモンドパウダーを振りかけて完成。

(4)の状態で冷凍可。凍ってからチャック付き袋などに移して保存し、使用する時には解凍せず冷凍のまま茹でます。

※ワカメをパウダー状にする際、ミルミキサーがない場合はすり鉢で細かくする。多少粗くても食感が加わり美味しい。
※フードプロセッサーがない時には、じゃがいもをマッシュしてから他の材料と混ぜ合わせ、よくこねる。

今回のマクロビレシピに欠かせない食材はこれ!

» ココナッツクリーム

» アーモンドパウダー

中村恭子 (なかむら きょうこ)
地産地消料理研究家/健康管理士
クシマクロビオティックス・コンシェルジュ/食育アドバイザー
2011年東京都より長野県茅野市に移住。同年、自身のプロデュースするオールベジの焼き菓子を提供するCafe 楢 Oak(カフェオーク)をオープン。また地産の伝統野菜を紹介するイベントの企画・運営や、それらを使ったオールベジ料理・菓子のメニュー開発等を行う。東京・蓼科で月に一度オールベジ料理を食べて学ぶ料理教室を主催。
ブログ(毎週水曜日更新) http://www.cafe-oak.net
※カフェの営業はゴールデンウィーク・夏季シーズンのみ
Facebook https://www.facebook.com/kyoko.nakamura.18

撮影/秋元良平 http://ryohei-akimoto.jp

Column

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2016.04.12(火)
文=中村恭子
撮影=秋元良平