【春の食材】キウイ

 「キウイ」は中国が原産のフルーツです。形がニュージーランドの国鳥、キウイバードに似ていることからその名前がつけられました。ニュージーランド、チリ、アメリカ産のものが一年中出回っていますが、国産ものの旬は冬から春にかけてです。

 美しい緑色の果肉から「エメラルドフルーツ」とも呼ばれ、低カロリーで食物繊維が豊富、更にはレモンを上回るビタミンCを含んでいるため、美肌作り、便秘解消、ダイエットなど多方面から美容への効果が期待できます。大きめのものひとつで一日に必要なビタミンCがほぼ摂れるため、紫外線が強くなる季節には特におすすめです。

 半分にカットし、スプーンですくって食べるイメージがありますが、実は皮の部分には果肉の3倍ものポリフェノールが含まれているので、皮も残さずに食べましょう。マクロビ的には陰性に分類されるため体を冷やすと考えられていますが、暖かい季節に向かう時季にははあまり神経質にならなくても大丈夫!

 おいしく食べて、ビタミンCとポリフェノールをたっぷり補給してくださいね。

◆「キウイ」のマクロビレシピ

キウイと甘酒のソルベ

 甘酸っぱい国産キウイと甘酒をミキサーにかけて、凍らせるだけの簡単マクロビレシピ。ビタミンCがぎゅっと詰まった、優しい口どけのソルベです。

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キウイとおぼろ豆腐のサラダ

 キウイを、水切りしたおぼろ豆腐と合わせてサラダに仕上げます。水切りしたおぼろ豆腐は、オリーブオイルベースのドレッシングと合わせると、まるでフレッシュチーズのようです。

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2016.04.01(金)
文=中村恭子
撮影=秋元良平